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入院の面会の話

 入院の面会についての話です。

 病院への面会について、時間が許せば家族も積極的に患者の応援をできるようにするのが病院の方針のようでした。


 コロナ禍が始まり面会NGなこともあったようですが、入院当初から両親12時から22時まで両親1人面会可でした。5月に5類に移行してからは時間や人数が更に緩和されました。

 (コロナ以前はきょうだいも来れたみたいですがそこまで緩和されるのはいつになるでしょうか。)


 これまでもたまにアルバイトする程度で子育て中心な生活を送ってきていて、時間はあったので息子が入院している日はほぼ毎日通いました。

 ただ他の子どももサポートを多少は必要とする年頃だったので、自分である程度のことはできる状態だったこともあり、さすがに面会時間フルサポートではなく、
 短い日も数日、治療内容や息子の具合によってはほぼ丸1日という日もやはり数日はありましたが、平均すれば昼食時から夕飯時まで6時間程度面会していました。

 なぜその時間帯か、は、主治医や担当医が回診で回ってきてくれるからです。特に血液検査の日や心配があるときにはそこを逃さないように目を光らせてました。


 抗がん剤の影響や甘えで食事がとれなくて
おかずやお菓子などを運んだり、友だちがいないときはゲームをして遊んだり、YouTubeを一緒に見たり、散歩をしたり、日によっては体拭きをしたりシャワーに付き添ったりベッドの掃除をして過ごしました。

 点滴がついているときは、尿のPhチェックや総量のチェック等看護士さんがどうしても必要なこともありましたが、トイレまでの付き添いや尿瓶の世話、量を測ったりもしていました。

 入院当初は心配だけで進んで足を運んでいましたが、息子不在のベッドサイドにいてスマホで暇を潰すだけの時もありそのときはさすがに辛かったです。

 働いてる保護者は遅くの時間にきていたり、高学年以降の子の場合は面会時間も短い方もいたり、中学生の場合には日数も隔日だったりすることもあったり、、ついつい他の家庭と比べてしまうこともありました。

 でも何とか堪えて、息子は入院と同時に赤ちゃん返りしたのだと自分を言い聞かせて甘えてくる息子の言いなりになることでこの入院を乗り切ろうと決め何とか過ぎました。

 いないならいないでどうにかなるけど、付き添うことで自宅に帰ってから様子がわかるから楽だよと看護士さんたちからもアドバイスをもらっていたのですがその通りになりました。


 夫は仕事が忙しく、息子が落ち着いてからは治療の説明がある日以外は休日中心に病院に足を運びました。

 平日も家で心配していたので、家で心配するくらいならもう少し病院に行っても良かったんじゃないかという気持ちも生まれ、時に素直に出てしまうこともありましたが、まあ倒れられてもしょうがないし、、と実際何とか乗り切れたので、今は何も思うまいというところです。


 私はじっとしていられない性格で、その日の状態で、院内外のコンビニやスーパー、カフェ、食堂に買い出しに出て息子が飲み食いできるものや場所を探すのが楽しみのようになっていました。

 またほんの数回ですが、体調が大丈夫な息子と屋上や院内の散歩に行ったりは2人の思い出になりました。



入院中にせっせと運んだ荷物の話はこちらをご覧ください。

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