脳科学的に見た指導法
人に新しいものを教える時には脳科学的に18%以上知らない情報を詰め込むと理解されないことが多い
それ以上知らない用語などを詰め込むとその時は理解したつもりでも後々忘れていたり、そもそも頭に入っていかない
なので指導者やトレーナーの方は指導法や伝え方を変えた方が伝わりやすい
ランニングフォームを例にすると
運動をしたことのない人には誰でも知っているワードのみを入れる
「背筋をピンと立てて大きく腕を振りましょうか」
普段ランニングをされている方にはそれなりの専門用語を少し入れる
「背筋をピンと立てながら上半身を使ってストライドを大きくしましょうか」
選手には専門用語を入れながらわかりやすく伝える
「腹圧を軽く入れてピッチを上げて上半身の連動性を高めながらストライドを大きくしようか」
などと伝えてみると良い
どれも実際には
「歩幅を大きくしましょう」
としか言っていない
そこにアドバイスを入れるのをどのレベルで伝えるか
運動したことがない方はどう大きく腕を振ればいいか考え
普段運動している方は上半身をどう使うかを考え
選手は連動性を考える
少しだけ課題を与えると言うのが指導には大切
知っている内容のみを伝えても退屈で選手レベルになると伸びない
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