昭和生まれ平成育ち令和生存
『ネオ昭和』
『平成レトロ』
という言葉が流行っている
私は昭和生まれで平成育ち
そして令和に生きている
よく考えれば
年号を3つ経験している
珍しい時期に生まれたと感じる
音楽のジャンルでいうと
昭和はメタル、平成はディスコ
令和は(たぶん)ヒップホップ
そんなイメージだ
最も記憶のある
『平成』について語ってみる
この世代では
メロドラマが流行し、音楽が売れ
ファッションのカリスマがいた
『表層の時代』
の極みだったと思う
アムラーにシノラー
今で言うコスプレイヤーが
『○○ラー』という名前で
たくさん存在した
この頃から『映える』という文化が
日本の中に生まれてきた感覚がある
このとんでもない表層文化の裏で
ネチネチと準備をしていた人たちもいる
今でこそヒーローだが
『2ちゃんねる』と呼ばれる掲示板は
表層の時代に置いていかれた人たちの
所在地となっていた
私はファッションは好きだが
中身のないことは興味ないので
どちらにしても居心地が悪かった
最近になって気づいたことは
中身を語っているような
2ちゃんねらーも
表層をさらってる人たちと
あまり変わらないという事だ
少し話が強引になってしまうが
『ドラゴンボール』の作者である
鳥山先生の追悼ポストを読むと
やたらと権利を主張する奴がいる
これは私の持論だけれど
ガチヲタは
権利を主張しない
『知識や情報』は誰かが
保有するものでなく
『共有』するものという観点だ
意味がないことを
理解しているのだろう
お金と似ているが
『知識や情報』
も使わなければ意味がない
私がnoteを書き綴るのも
これを読んで少しでも誰かが
何かしらの情報に触れてくれれば
と思うからこそだ
(過激なやつは課金にしてるけど)
ちゃんと使える人には
知識や情報が勝手に集まってくる
試しに自分の知識を
権利や主張の為ではなく
フラットに流してみるといい
とてもシンプルな仕組みだ
シンプルすぎて信じる人は少ない
さて話を戻して
『昭和』の研究の話をしてみる
昭和といえば
『エロ、グロ、ナンセンス』
という言葉の通り
戦後の欲望の時代が
渦巻く時代で
肉体的快楽の極み
だったのでは無いかと思う
労働、スポ根、薬に女
『体が気持ちいいこと』に
とにかくフォーカスしている
精神なんて置いてけぼり
私はこの時代にいたら
秒で死んでいたと思う
(文章では表せないので
最近みた映画を紹介しました)
表層の平成
肉体的快楽の昭和
そして肉体から
逸脱したい令和
これが今の時代ではないか
『スマートフォン』
『ミニマリスト』『ユーチューバー』
『SNS』『サブスクリプション』
『オンラインサロン』『eスポーツ』etc
これはまだ序章に過ぎない
物質にさほど
差がない状態
ということを薄々
気づいているはずだ
資本主義によって
肉体的に行える事は
飽和しているのだ
もちろん無くなりはしないが
それのために
一生を費やす必要がない
ということを理解して欲しい
私の祖父は戦時中生まれだった
棺桶に入れたのは
『帽子』『時計』『日記帳』
この3つだったと思う
戦争中は仕方なく物がない時代で
『選ばざろう得ない時代』だった
しかし、今の時代はこの3つを
『選びとらなければ』ならない
スナフキンも言うのだ
『たくさんの歌を知っているより
口ずさめる歌がある方が重要だ』
たくさんの知識があるより
語れるものがある方が素晴らしい
最後までお読みいただきありがとうございます、今日もいいことありますよ!