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ラビットチャレンジ

昨年に G 資格を取得してから、次は E 資格を取ろうかと検討していた。E 資格を取るためには JDLA 認定プログラムを修了していないといけない。その認定プログラムの費用がだいたい 10 万を超えている。企業に出してもらえる人だと良いのだが、個人だとかなり高い。
認定プログラムの中には大学の講座が2つある。ただ、これらを受けようとすると、おそらく聴講生となるか、もしくは入学しないといけない。それはさすがに面倒だし、なにしろ時間がかかる。

「個人勢」としては E 資格を取得するための(主にお金の)ハードルがなかなか高いなと考えている中、Study-AI 社からラビットチャレンジに関する連絡が来た。見てみると他の講座と一線を画す価格(入会金 20,000 円、参加費 3,000 円/月(どちらも税別))で E 資格取得のための講座提供がなされている。
ベースは法人向けに提供されている『3か月で現場で潰しが効くディープラーニング講座』(45 万円、税別)らしい。講義動画は約30時間、目安学習時間は90時間、自習を含めて150時間ほどの時間が必要とのこと。おそらく他の講義でも似たようなものだろう。

勉強計画と目標

ラビットチャレンジについていろいろ調べてみたが、私にとってはありがたい(特に価格の安さが)ので、これを縁と考えて参加しようと考えている。
いくつかのステージに分かれており、どのペースで進めるべきかはまだつかめていないが、今年の 8/27 および 8/28 に実施される E 資格検定試験に向けて、勉強計画としてひとまず 60 時間/月(2 時間/日)くらいのペースで勉強を進めようと思う。
ラビットチャレンジの修了テスト点数申告の最終日が 7/20 とのことなので、それまでには 200 時間以上勉強している計算になる。
目標としては、1か月に最低1ステージは合格するといったところだろう。

ラビットチャレンジについてもう少し詳しく

さて、参加意思、勉強計画および目標が立ったところで、ラビットチャレンジについて少し詳しく見ておこう。

ラビットチャレンジのフローチャートを見ている感じでは結構大変そうである。まず『スタートテスト』を通過するところから始まる。これは AI 実装検定 A 級相当の様子。無事に合格したら、ビデオ学習+テスト+レポートのステージに1~4まで臨むこととなる。ステージ4の修了テストおよびそれまでのレポート・テストが合格となれば、晴れて E 資格の受験資格を得られる。

ラビットチャレンジでは資格を取得する上での必要な教材がしっかり手に入るが、ユーザーにメンターがつくことはなく、自学習に重きが置かれている。この点は、講座がお手頃価格で提供されていることを考えると仕方がないものと考えられる。自ら学ぶ意志のない者はこのチャレンジに申し込んでも失敗するだろう。
なお、お申し込みフォームの同意項目の確認事項も、中途半端な覚悟で臨む者はお断りという声が聞こえてきそうなものばかりである。

自ら学ぶ姿勢を身に付ける良い機会

逆に言えば、ラビットチャレンジは自ら学ぶ姿勢を身に付ける、もしくは維持する良い機会だと考えられる。これまでもそうであったが、これからも社会では自ら情報を取りに行き、身に付け、活用することが重要視されるだろう。人工知能関連の研究や利活用は益々進み、それだけ学ぶべき内容が増大することは容易に想像がつく。
そのような未来に向けて、今のうちに人工知能に関する自学習を進めるための自分の中のハードルを下げることが望ましい。


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