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声を出すたびに喉が痛い…切実なお悩みからボイトレを始める方は少なくありません。 腹式発声ができておらず、喉を締めた状態で声を出しているのでしょう。 例えるならホースの先をギュッと締めて、水が細く流れ出している状態。 気持ちのよい発声ができないために、喉を締めてなんとか声を振り絞って出しているのです。
どのような技術を習得するのにも、地道なトレーニングは必要になりますよね。 ボイストレーニングにおいても、短期的な効果を得るためのノウハウはありますが、中長期的な効果を得ていくためには、やはり積み重ねが大切です。 そして、理想を求めてトレーニングをしているのであれば、成果を気にして当然でしょう。
声を良くするには姿勢がとても大事です。 スマホなどに触れる機会が多いため、現代人は俯いた姿勢をとることが多いでしょう。 背筋が伸びておらずお腹が窮屈になれば、腹式呼吸が困難です。
私たちは未知の存在に恐れを抱くものです。 だから相手を知りたくなり、深く知ることで安心できますよね。 そのため、必然的に似た者同士が仲良くなる傾向があるのです。
なんだかんだ言っても、見た目は大事です。 第一印象は見た目のインパクトが大きく、声や話し方でフォローはできても、やはり見た目には敵いません。 だからと言って、声や話し方を磨くことをやめてしまうのは得策ではありません。
良い声を出すこと…良好なコミュニケーションを発信すること…それらにおいて立ちはだかる高い壁、それが「めんどくさい」と感じる心です。 私たちはコミュニケーションにおいて、実は「めんどくさい」と感じてしまいがちなのですよね。 いや、コミュニケーションに限らずあらゆることに当てはまるかもしれませんが…ここではコミュニケーションに焦点を当てさせてくださいね。
人間同士のコミュニケーションに苦手意識を持つ人は少なくありません。 僕も以前はとてもとても苦手でした。 苦手ではありましたが、コミュニケーションを取れるようになりたいとは、強く思っていました。 コミュニケーションの苦手意識は性格的な部分の影響も多いと思われますが、そもそもコミュニケーションの成功体験に乏しいのが真実だと僕は思います。 コミュニケーションの成功体験とは、相手からの笑顔や好意的な反応でしょう。
緊張しやすい人にとって、人前で話すようなイベントは一大事に感じられますよね。 特に初対面から間もない自己紹介など、想像しただけで緊張感が伝わってきそうです。 緊張していて話すと早口になったり、声が震えてしまったりと、聴く者にも緊張が伝わります。
あらためて声量アップの大切さをお伝えします。 ボイストレーニングによって声に磨きをかける際、なんといっても声量アップを第一に心がけます。 どんなに意味のある内容であれ、相手に聞こえなければ意味を成さないですからね。 声量アップを意識しながら、その後のプロセスとして滑舌、そして実践にトライしていきます。
あなたは自分の表情を意識できていますか? 周囲を見渡せば、いつも無表情な人や、困った表情の人がいますよね。 そんな中、いつも笑顔を向けてくれる人もいるでしょう。
僕自身がとても緊張するタイプなのです。 ですから、良好なコミュニケーションを発信する際、「相手に緊張を与えない」または「相手の緊張をほぐす」ことを心がけています。 そのためには声のコントロールがとても重要です。 こちらが発する声によって、緊張を与えてしまうことも、緊張をほぐすことも可能だからです。
怒りの感情はうまく使えば好結果を生み出しますが、なかなか扱いが難しいもの。 分かりやすいほどに声にも影響を及ぼします。 冷たく響いたり、または威圧的な声を発したならば、途端に相手との関係は崩れてしまうでしょう。 その瞬間、「それでもいい」と短期的に思ってしまっても、後から後悔することがほとんどです。
良好なコミュニケーションを発信するには、前提として自分自身の心のコンディションも良好に保つ必要があります。 たとえば話しかけられたときにこちらの気分が沈んでいては、反応に間違いなく影響しますよね。 コミュニケーションにはもちろん声も含まれています。 対応だけでなく、発する声も沈んだものになりがちでしょう。
対面でも、電話越しでも、お客様との対応に苦手意識を持たれる方は少なくありません。 僕も以前はそうでしたし、立場が逆でも店員さんに多少の緊張感を抱いたり、今でもしています。 ここで重要な気づきがありますね…お客様も緊張しているという事実です。 ぜひ覚えておいてくださいね。 お客様との対応では緊張が高まってしまい、結果として早口になる方がとても多いものです。