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VOICE MAGAZINE

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良い声で歌う、良い声で話す、喉の負担を軽くする、などなど。そのためにはボイストレーニングが役に立ちます。このマガジンでは、比較的シンプルですぐに活かせる分かりやすい記事をまとめて…
ボイトレに興味はありながらも、なかなかトライするまでには至らなかった。そんな方へ気軽に読んでいただ…
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記事一覧

自分の立場であったならどう感じるか

僕自身がとても緊張するタイプなのです。 ですから、良好なコミュニケーションを発信する際、「相手に緊張を与えない」または「相手の緊張をほぐす」ことを心がけています。 そのためには声のコントロールがとても重要です。 こちらが発する声によって、緊張を与えてしまうことも、緊張をほぐすことも可能だからです。

怒りに直面した際の人間関係を一つ残らず救えたならば

怒りの感情はうまく使えば好結果を生み出しますが、なかなか扱いが難しいもの。 分かりやすいほどに声にも影響を及ぼします。 冷たく響いたり、または威圧的な声を発したならば、途端に相手との関係は崩れてしまうでしょう。 その瞬間、「それでもいい」と短期的に思ってしまっても、後から後悔することがほとんどです。

人間は繊細な生き物だなと痛感します

良好なコミュニケーションを発信するには、前提として自分自身の心のコンディションも良好に保つ必要があります。 たとえば話しかけられたときにこちらの気分が沈んでいては、反応に間違いなく影響しますよね。 コミュニケーションにはもちろん声も含まれています。 対応だけでなく、発する声も沈んだものになりがちでしょう。

緊張から解放されるには相手に対する好奇心を抱くこと

対面でも、電話越しでも、お客様との対応に苦手意識を持たれる方は少なくありません。 僕も以前はそうでしたし、立場が逆でも店員さんに多少の緊張感を抱いたり、今でもしています。 ここで重要な気づきがありますね…お客様も緊張しているという事実です。 ぜひ覚えておいてくださいね。 お客様との対応では緊張が高まってしまい、結果として早口になる方がとても多いものです。

幸せを感じられることに情熱を注ぐ

良好なコミュニケーションを発信するには、「For Youの精神」が前提として必要となります。 相手を思いやることで発する声も変化するものです。 ぜひ振り返って欲しいのですが、プライドや嫉妬が邪魔をすると、自分のためのコミュニケーションになりがちですよね。

クレーム対応の経験を積むことで

電話応対の仕事をしたことがありますか。 相手の姿が見えず、声のみでコミュニケーションを取る電話応対では、ときにクレーム対応も実施します。 苦手意識が一気に持ち上がる方も少なくないと思います。

「ありがとう」は魔法の言葉

「ありがとう」は魔法の言葉。 そんなふうに言われるほど、使っているとさまざまな良い効果に嬉しくなりますね。 一方で、「ありがとう」は使いすぎると心が込められなくなる…そんな意見を聞くこともたまにあります。

緊張を楽しめるように

突然ですが、呼吸と心拍数は密接に繋がっています。 たとえば、緊張している人の心拍数は普段より上がっています。 心拍数が上がれば呼吸も早まります。

高音域は怒鳴ることなく抑えた声で

お気に入りの曲を歌いたいけれど、自分の音域よりも高い声が必要な場合、悩ましいですよね。 無理をして全力で声を出し、まるで叫び声のようになってしまうことがあります。 これは、腹圧の力だけで高音を出そうとすると起こります。 腹式呼吸のトレーニングで腹圧を高めることは大切ですが、この場合は調子の良し悪しが影響したり、聴き心地も良くないでしょう。

他の人へ、他の声へ

人間関係のトラブルがあると、「あの人とは顔を合わせたくない…」「仕事(学校)を休みたい…」という思考になりがちですよね。 当然僕もたくさん経験していますのでよく分かります。 そんなときの頭の中は、対象となる相手のことでいっぱいでしょう。

イメージ通りに声をコントロールできたなら…

現在は歌うためだけではなく、さまざまな業界で活躍される方々がボイトレに取り組まれていますよね。 一般の方には非現実的に感じられるような、パフォーマンスの場においてボイトレが必要である…決してそれだけではないということ。 反対に、もっとも必要なシチュエーションこそが、日常会話でのコミュニケーションかもしれません。

大切なのは相手と繋がりたいという真っ直ぐな気持ちです

良好なコミュニケーションを発信すること。 これに磨きをかけることは、相手を想い喜んでもらえるよう望むことがスタートです。 ここを押さえておけば、コミュニケーションで相手を傷つけてしまうことはかなり軽減されるでしょう。

直線的なイメージを持たないようにしましょう

声が小さいとお悩みの方は、大きな声を出したいときに直線的なイメージを持ってしまいがちです。 まるでレーザービームのように声をビュンッと飛ばすようなイメージです。 イメージはとても大切で、直線的なイメージを持つと、どうしても身体は力みます。

短期間で効果を出したい場合にも…

現在もボイトレを始める動機として1番には「歌が上手くなりたい」が挙がることでしょう。 それも、できる限り手っ取り早く上達したいと誰もが思うことでしょう。 上達までには地道なトレーニングが必須ですから、思い通りにはいかないかもしれません。 ですが、上手いと思われるためのコツは存在します。 たとえば、ボーカルに必要な要素と言ってもたくさんあります。