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何気なく出している声には、実は声の成分と息の成分が混ざり合っています。 声の成分が強いと声量が上がり、息の成分が強いとフワッとやわらかい声になります。 たとえば僕は、相手の声について「声の成分が70%、息の成分が30%の割合ですね」なんて伝えます。
必要なものを身につけることで、不要なものを取り外すことができる。 なんのこっちゃと思われたかもしれませんね(笑) たとえばボイトレで、ビブラートを身につけようとがんばっているとします。
声で誤解を招いてしまう人は多いです。 強く固い声を出していることで、キツイ印象を与えていたり。 か細い声を出していることで、自信のなさが伝わっていたり。 高すぎる、あるいは低すぎる声を出していることで、違和感を与えていたり。
日常生活において、声を使わないでいることは難しいですよね。 家で過ごしていても、何度かは声を発するのではないでしょうか。 声を出し、話すのが苦手な方は、そうなるに至った記憶があるはず! もっと遠くまで届く声だったなら、何度も聞き返されなかったのに…。
早口で話していると、どうしても出だしの言葉が聞こえにくくなります。 「おはようございます」ではなく、「…はようございます」になってしまうのです。 身近でよくある光景ですよね(笑)