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歯牙腫(シガシュ)と診断された私は、どうしたか?よく考え、放置した。

2020年8月、歯医者さんから「シガシュ(歯牙腫)があります」と言われました。
この記事は、私と同じように、歯牙腫と診断され、どうしたらよいかわからず不安を抱えている人へ向けて書きます。私の経験をお伝えすることで、漠とした不安感がほんの少しでも和らぐことを願っています。

どうして見つかったか。(歯牙腫発見のきっかけ)


(右上の)親知らずを抜くために行った歯医者さんで
 レントゲンを撮ったら見つかりました。

 ちなみに歯医者さんは、
 👇「関内馬車道デンタルオフィス」@関内(横浜市)

(以下、会話形式で診断されたときの状況を詳しく書きます。)

歯医者さん:親知らずは、(右上だけでなく)右下にも埋まってるね。
      それより気になるのは、『シガシュ(歯牙腫)』です。

:親知らずは、右下にもあったんですね。
  (子知らずでもあったのか(笑))
  そんなことより、「シガシュ?」なんですか、それは。
  (なんとなく言葉の響き的に、恐ろしい病気な気がして、
  不安でいっぱいでした。)

歯医者さん:レントゲン画像で説明すると赤丸の部分。

歯牙腫(全体)

簡単にいうと、

『歯の元となるタネのようなもの(歯胚という細胞の集まり)が、
 異常を起こし、変な形となって出てきてしまっているもの』だよ。

歯牙腫には、良性と悪性(がん)があって、レントゲン写真で見る限り、
良性だと思う。だから、生死にかかわるようなことではないから、
まずは安心してほしい。

ただ、将来的に、歯牙腫が大きくなって、あごや口まわりの神経を圧迫して、顔面麻痺を起こす可能性も否定できないから、外科手術(全身麻酔)で摘出することをおすすめするよ。ここでなら、日帰りでも手術できるし、
どちらかというと手術したほうがよいと思う。

:外科手術ですか(泣)しかも全身麻酔ですか?
  手術したことないですし、怖いです。
  考える時間をいただいても、大丈夫ですか?

歯医者さん:もちろん、絶対手術が必要というわけではないから、
      ゆっくり考えて決断してね。

(私の個人的な感想ですが、この歯医者さんは悪い人ではないけれど、
 利益に貪欲そうだなと感じる面がありました。
 手術のリスクを聞いたときに、あまり丁寧に回答してくれず、
 手術することのメリットに偏った説明に終始したからです。)

歯牙腫と言われた後、どう行動したか。

1 家族に相談
妹:「突然歯医者さんに歯牙腫と言われて、びっくりしたよね。でもきっと大丈夫だよ」
母:「ママの知り合いに歯医者さんいたような気がするから、聞いてみるね。いなくても今から友達になるね(笑)!」
父:(手術慣れをしているため、)「手術で治るんなら良かった。手術しても治らないケースもある中で、良かった。」
という反応でした。どの言葉も元気づけられましたが、特に父の言葉のおかげで、気持ちが少し軽くなりました(経験者最強!)

2 職場で相談

もし手術になるとしたら、仕事を休ませてもらうかもしれないため、職場の方々には、すぐに報告しました。

すると、1人の尊敬する上司が、「親友が歯医者さんだから、もし良かったら紹介しようか?」と声をかけてくださいました。
尊敬する上司の親友であると聞き、信頼できる歯医者さんだろうと強く思いました。

その歯医者さんが、「きくち歯科医院」です。

①「きくち歯科医院」(大学病院の紹介状をもらう)

2020年9月29日、受診。
診断結果ですが、一般的な歯科医院では、最終判断は難しいので
「口腔外科専門の大学病院」で精密に見てもらったほうがよいと言われました。紹介状をすぐに用意してくださいました。後日、大学病院に行ってみることになりました。
すごく親身に相談に乗ってくださり、とても心強かったですし信頼できる先生でした。ありがとうございます。

先生がおっしゃっていたお言葉が印象的でした。(以下)

「財産にはいろいろな形があると思うのですが、気軽に相談できるスペシャリストが身近にいることも財産の一つなのではないかと考えています。
そのような存在になれるよう努めることもきくち歯科医院のミッションの一つにしております。」

②紹介状を持って、「東京医科歯科大学」にて受診。

2020年10月23日、顎口腔外科の樺沢勇司先生に診てもらいました。

診断結果は、「手術は、現時点では不要です。このくらい小さいもので、
かつ、進行性ではないものに対し、手術を進める口腔外科の先生はまずいない。念のため、年に1回ほど検診して、大きくなったりしていないかチェックをすることはおすすめします。」ということでした。

てっきり、絶対手術だ、と思い込んでいたので、なんだか一気に緊張から
解放されました。専門家の意見を聞くのが、何事も大切だと感じました。

結局、手術はなし、検診は年に1回となりました。

私の経験談は、以上です。何かご質問等ございましたら、お気軽にコメントいただければ幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

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