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日本縦断旅日記4日目 ~ 旭川から稚内まで大移動 ~

今日は快活クラブからの出発。

久しぶりの満喫宿泊なので、何回か目が冷めて余りよく眠れなかった。若干頭が重い。

どうやら明らかに旅仕様のバイクがもう一台存在しており、後々また遭遇することになるとはこのとき思いもよらなかった。

今日は大移動の日。

とはっても250キロぐらいなので、慣れてる人からすると大したことが無い距離ではあるが、個人的には一日に行うツーリングの距離で最長となる。

基本観光しつつ移動するなら最大で200キロぐらいでないと割りと余裕がなくなってくる気がしている。

さて、まずは留萌へ。

旭川から上にまっすぐ向かって稚内に向かう方法もあるが、オロロンラインを通ってみたかったので一旦海へ出る。

留萌までは相変わらずの北海道ぶっ飛ばし移動で1hちょっとで到着。

時刻は10:30頃。

当初の予定では8:30出発の、10時に留萌を出てオロロンラインを北上しにかかる予定だったので少しスケジュールが遅れていた。

次なる目的地はオロロン鳥モニュメント。

磯の香りが漂う海岸沿いをポカポカ陽気に包まれて走行する絶好のツーリング日和だった。

ちらちら風車が見えてきて、なんだかんだちゃんとした風車を見ることはなかったので新鮮に感じた。

一時間ぐらいでオロロン鳥モニュメント付近に到着するが、それらしきものが見当たらない。

基本Yahoo地図に案内させているが、どうも北海道内の精度が悪く近くの葬祭場に連れ込まれそうになった。

恐らくGoogle MapよりもYahoo地図の方が使用する人口がすくないので、地理データの正例がなかなか集めにくいのだろう。

Google Mapくんにお伺いを立てると、そこから約2分ほどで到着。

意外にびっくりしたのがモニュメント以外に何もない。

ちらっと写真をとって、再びオロロンライン北上続行。

だんだんと横風が強くなってきた。

ここで風車があるということはそれなりに風が吹いているということかと気がついた。

だんだんと都市部から離れきつつあるため、割りと独走状態になる期間が続いた。

次の目的地はサロベツ原野駐車公園。

できれば14時過ぎには到着したくひたすら北上。

最初のうちは直線道路に感動していたが、ここらへんからだんだんしんどくなってきてヘルメット内で変な笑い声を上げながら走行していた。

とにかくひたすら北上を続けると、明らかに他の風車とは違ってきれいに整列された大量の風車がちらついてきた。

想定していたものよりも遥かに迫力があったので、一瞬だけGoProを構えて走行した。

恐らくもう二度とこの景色を見ることは無いだろうという考えが頭によぎった。

やっとの思いでサロベツ原野駐車公園に到着。

若干霞んでいたが利尻島も拝むことができた。

車好きの方も何組か来ており、思い思いに写真を取ったりしていた。

すると見覚えのあるバイクがやってきた。

今日同じ快活クラブで宿泊していたバイクである。

Youtubeの動画等でこのような場面を見ることはあったが、実際に自分が遭遇するとは思ってもいなかった。

バイクが旧車のSSでヘルメットに耳がついていたので、内心「あれ?もしかしてこの人がねこかずか??」と思ってバイクを検索したら、微妙に違っていた。

さてあとは今日の宿泊地である稚内をめがけて進むのみ。

ただここから約60キロ。

午前中に見かけた「稚内 168km」からするとかなり近づいた模様。

しかしここからがひたすら長かった。

横風に煽られながら北上するが、もういい加減疲労感の方が募ってきた。

とにかく無心で走り続けるが最後のこの距離が、体感的に埋まっていかない。

とにかくひたすら無心で走り続けた。

やっとの思いで稚内まで到着。

とりあえずノシャップ岬へ向かったが、本番は宗谷岬なので感動が薄かった。

やっとの思いで宿に到着し、チェックイン。

昨日は実家(快活クラブ)で余り眠れなかったので、ゲストハウスの布団を見たときにかなり感動した。

布団のありがたみを一番感じた瞬間である。

稚内付近に宿を取ったが、想定よりも過疎っていて飲食店が見当たらなかった。

北海道の唯一の救世主セコマは存在していたので、今日はセコマで夕飯にすることにした。

今日はひたすら遠い道のりを辿ってきたが、今日が恐らくこの度一番の山場の予定で、明日からは少し楽になるだろう。

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