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日本縦断旅日記8日目 ~ 富良野から苫小牧へ ~

今日が北海道最終日。

本州へ渡るべく、苫小牧港へ移動。

直線でいけると思いきやどうやら札幌を経由する必要があり、これは完全に見逃していた。

一応24時出発の便なので時間には余裕があるため少し札幌観光をしようと思い、札幌時計台とうまいと話題の100円寿司トリトンへ向かう。

富良野から札幌へは山越えをする必要があるのか、北海道では珍しくなかなかワインディングが続く道を進む。

富良野を出発したときは、かなり暖かかったのでジャケット一枚減らそうかと思っていたが標高が上がるに連れてかなり気温が下がってきた。

加えてどうもナビの残りNキロの表示が動かないので不思議に思っていたら、どうやら県外になっていたらしい。

北海道は山の中だと電波も入らないのか。

まあ40キロ近く道なりに進むだけなので道に迷うことはなさそうだったが、現代人からすると電波が入らないというのは若干の不安感がある。

山を超えるとちょっとしたバイパスにでて、今までとは違う車通りの多さに少し違和感があった。

今まで稚内めがけて進んできた道路では車が少ない道をただひたすら進んでいたが、ここに来て一気に都市部の感じが出てきた。

やはり札幌が近くなってくると、普通の都市感が出てきて北海道の大自然感が薄れてくる。

そんなこんなで札幌に到着し、一旦バイクを止めて観光しようと思ったがなんとバイクを止めるところが見当たらない。

一応事前に当たりをつけていたバイク駐輪場へ向かうと、なんと事前予約制の文字が。

完全に盲点で駐車場難民になり、とりあえずそのまま札幌時計台まで向かうことにした。

がっかりする観光地と噂なのでとりあえず前をとおってみて適当なところに停めようかと思ったが、周りには駐輪禁止の文字が。

時計台時代は見れたが完全に通り過ぎただけ。

一応テレビ塔も見えたので一旦良しとしよう。

少し早いがお昼ごはんを食べにトリトンへ。

北海道上陸初日に寿司は食べたが、北海道は100円寿司がうまいと評判なので実力を確かめに行かねば。

しかし11:30頃到着にもかかわらず30ぐらい待ち時間が発生してしまった。

大繁盛すぎではないか。

なるべく日が暮れる前に港に到着したかったので、若干時間に不安を覚えたが仕方ないのでしばし待つ。

やっと呼ばれて食べてみると確かにうまい。

個人的にある程度ちゃんとしているところであれば寿司の味は変化が無いと思っているので、安くうまいすしを食べるにはここが一番かもしれない(なんか日本語が変だな)。

さて腹ごしらえも終わり、苫小牧港へ。

これでまだ旅は全然終わってないが、恐らくバイクで北海道を回るというのは今回が最後な気がしているので、なんとも言えない気分になりながら目的地へ向かう。

途中ウトナイ湖を発見し、時間もあったので寄り道。

余り期待していなかったが、個人的に池が好きということもあり、結構良かった。

割と周りの観光客は写真を取ったらさっさと撤収していたが、北海道最後ということもあり、20~30分ぐらいぼ〜っとしていた気がする。

普段から池を見ながらぼ〜っとするのは好きなので、来てよかった。

さてもう港へは20分ぐらい。

本当に北海道最後の走行になる。

ただ正直北海道を感じられるみちではなにので、頭の中でオロロンラインを思い出したりしながら北海道を噛みしめる時間に入る。

もう一度バイクで北海道に来れるといいのだが……。

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