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シャリーのアトリエDX プレイ感想

どうもお久しぶりです。スラでございます。
今回はシャリーのアトリエDXをトロコンすることが出来たのでレビューを書いていこうと思います。この作品で、自分の入手したプラチナトロフィーは50個になりました。

クリア時間・・・35時間

トロコン時間・・・45時間(トロコンには2周必須)

難易度・・・1周目は基本ハードコア(一部最低難度のストーリーウォッチ)2周目は最高難度のノーホープ

自分はアトリエ作品はソフィーから始めたのですが、RPGでありながら回復アイテムや装備などを自分で作ることができ、「僕の考えた最強アイテム」が実現できる作風にどハマりし、
これまでに

黄昏シリーズ(アーシャ、エスロジ、シャリー)

不思議シリーズ(ソフィー、フィリス、リディスー)

秘密シリーズ(ライザ1、ライザ2)

の計8作品をプレイしてきました。
一応、黄昏シリーズは3部全てプレイ済なので、
シリーズ経験者としての意見も話していけると思います。

シャリーを遊んでみた感想は
覚えてしまえば、やることが分かりやすい調合に、バーストとアシスト連携が肝となる戦闘、
そして、日数制限が撤廃されたことにより、
黄昏シリーズの中でも、1番遊びやすい
作品になっていると思います。

ということでいざ、本題のレビューへ。
今回は

・黄昏シリーズってどんな作品?

・戦闘面でのレビュー

・調合面でのレビュー

・UIやチュートリアルについて
(システム面)のレビュー

・サウンド面でのレビュー

の5点からレビューしていこうと思います。
頑張ってまとめますので最後まで読んでいただけると嬉しいです!

1、黄昏シリーズってどんな作品?

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まずはじめに、黄昏シリーズについて少し解説していきます。黄昏シリーズとは、

アーシャのアトリエ

エスカ&ロジーのアトリエ

シャリーのアトリエ

の3つからなるシリーズもの。

大昔に錬金術で発展した人類だったが、
なんらかの原因で滅亡。
それからしばらく後、
主人公の時代に発展していた人類もある災害
「黄昏」によって滅亡が迫っていた・・・
というのが大元のストーリー。

ここだけみると鬱ゲーのような暗い雰囲気のゲームだと思われるかもしれませんが、実際はそんなことはなくてお菓子作りの大会があったり、
恋バナに花を咲かせたりと
ストーリーはそこまで暗い話ではありません。

じゃあこんな暗い設定は無駄なのかというと
そうでもなく、ストーリーにシリアスなパートが追加されることで全体的に和やかなストーリーの多いアトリエシリーズでも、
シナリオにメリハリがある作品だと思います。

さらに、ステージに関しては本当に良く作られており、錬金術の力で宙に浮く古代遺跡や、
頭上にも眼下にも青空が広がる城など、
幻想的な風景描写は間違いなく
アトリエシリーズ随一。

滅びが迫ってきて、おかしくなり始めた世界だからこそ生まれるディストピア感とファンタジー感溢れる建造物が作り出す風景は、
数年前に作られた作品なのに圧倒されました。

まとめると歴代シリーズと比べて、
幻想的でどこか物悲しい世界観やストーリーが
売りのシリーズ
だと感じました。

少し長くなりましたが、これで前置きは終了。
本題のシャリーのアトリエのレビューに入っていきます。

2、戦闘面

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アトリエは主に、

1.アイテムが強力なので強いアイテム作っとけば            なんとかなるタイプ

2.キャラのスキルが強いので、アイテムよりも強い装備を作った方がよいタイプ


の2つのタイプがあるのですが、シャリーは後者のスキルが強いアトリエ作品になっています。
そのため装備作成は大変なものの、1度作ってしまえば最強アイテムなどは必要無く己が身1つで
無双できるのが特徴。

筆者は最強装備+回復アイテムで最高難易度もサクサククリア出来たので、
最高難易度のノーホープ以外なら最強装備だけでも十分通用すると思います。
(クリア時の装備は次の調合面のレビューで
詳しく話していこうと思います。)

戦闘自体は「バースト」と「アシスト」の2つの要素がとっても大事。この2つが理解出来ていれば、ひとまず戦闘は大丈夫と言えるほどなので、
ここで詳しく解説していきます。

1、バースト

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敵を攻撃していくことで画面右上のバーストゲージが溜まっていき、100%を超えるとバースト状態となります。

この状態になると、こちら側の攻撃の威力が跳ね上がる他、アシスト攻撃を連続して行うことが出来、バースト中に3連続でアシスト攻撃をすることで強力なアシスト攻撃である、
「ヴァリアブルストライク」
が使えるようになります。

(これに加えて中盤以降はバースト移行時にアシストゲージを消費して、超強力なバフを展開する
「フィールドバースト」なんてものも使えるよう
になります!)
特にヴァリアブルストライクはバランスを崩壊させるレベルで強く、打ってるだけでどんな敵も簡単に倒せてしまいます。

ヴァリアブルストライクなしにしても、
攻撃倍率の上がり具合は異常の一言。
序盤に普通に戦闘していて、

8ダメージくらいしか出せなかった通常攻撃が
50ダメージくらいの威力になった
のは本当に驚きました。

つらつらと長ったらしい文章が続く本記事ですが、他は適当に流して読んでもいいので
「シャリーはバーストが強い」ということだけは
絶対に覚えておいてください!

2.アシスト

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こっちは戦闘がグッとラクになるというよりも、
戦闘の奥深さが増える要素。

敵味方が行動するたびに後衛にいるメンバーの
アシストゲージが貯まっていき、満タンになると敵の攻撃時や味方の攻撃にゲージを消費
して、
前者ならアシスト防御、後者ならアシスト攻撃を
行うというシステム。

防御の軽減率や攻撃の威力も当然凄いのですが、
アシストの1番の目玉は追加効果。

防御ダウンや追加攻撃など戦況を有利にする効果が目白押しで、中でも
「敵の行動順を後ろに下げる」という効果
(以下「ノックバック効果」と呼びます)
は相手が次に攻撃してくるまでの時間を延ばす、つまり擬似的な
「ずっと俺のターン」状態を作り出せる

という反則じみた効果まで存在します。

どのキャラ優秀な追加効果を持っていますが、
PTに編成できるキャラには限りがあります。
それに加え、アシスト攻撃を何番目に発動したかによっても追加効果が変わるんです。

それゆえ、ノックバック効果で固めて相手に行動させないような戦い方や
防御ダウンや追加ダメージで短期決戦を狙う戦い方など、自分のやりたい戦闘法に合わせて編成メンバーを変更していく必要がある訳です。

そのため、
「次はこの効果を使ってみよう」
「あいつにはこの効果が強いな」
のように戦略の幅が広がって戦闘の奥深さが増すということになります。

この、アシスト攻撃やアシスト防御を上手く使いこなせるかどうかで戦闘の面白さが180度変わるほどアシストという要素は戦闘のアクセントになってくれています。

これで戦闘面のレビューは終了。
軽くまとめますと、

・アイテムよりスキルが強い作品

・バーストがマジで強い

・アシストは戦略が広がる

というところでしょうか。それでは次は調合面のレビューに移ります。

3、調合面

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アトリエ作品の醍醐味となるのが「調合」というシステム。素材を組み合わせて、自分の好きな効果のついたアイテムや装備を作ることができ、
アトリエでは戦闘と同じくらい重要な要素となっています。

覚えるのことが多く、やれることも多いため
慣れるには時間がかかるのが調合の大変なところ。

例に漏れずシャリーの調合も「慣れるまでが難しい」作品で、最初は満足に強いアイテムを作れないことが多いと思います。そこで
自分が調合で気をつけたことをまとめつつ、
私がクリアした時の装備も紹介していこうと思います。

1、序盤〜中盤

とにかく作るものの品質をあげるために
錬金レベル上げを行いましょう。
錬金レベルを効率よくあげるには、
まだ作ったことのないアイテムを作るのが
手っ取り早いです。

そのためにも新章開始時や、フリー期間突入時など定期的にショップを確認して新しいアイテムを作れるようになる「参考書」が売ってないか
こまめにチェックしておくと○。

アイテムを作る時は調合スキルを駆使して
品質を上げたり作成個数を増やせるようになれば
この段階では1人前です。

2、中盤〜終盤

シャリーのアトリエはラスボスを倒し、クリアデータをロードするとすぐに2週目が始まります。
なので、日数制限のないアトリエ作品では珍しく
クリア前からいわゆる「最強○○」を作ることが可能なんです。

ここで自分が使用した装備のご紹介。
防具、アクセサリーは全員共通で
武器はキャラごとの最強武器を装備させてあります。(武器の潜力は全員共通です。)

これくらいの装備が作れれば、
最高難易度もサクサククリアできます。
ひとつの目安として参考にして頂ければ!

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ストーリーが「終章」となったら、最強装備やアイテムに自分がつけたい効果を調べておくと
良いと思います。

調合のアドバイスとしてはまず、最優先で
錬金レベルを最大まで上げておく
とよいです。

最効率は装飾品の「ブラザーコール」を作りまくることで、脳死で回しても素材回収の時間も含めて1時間で錬金レベル75〜Maxの99まであげることが出来ました。

錬金レベルを上げないと後述する「チェイン」という調合システムが満足に扱えず、強いアイテムは作れません。
そういう訳で錬金レベルはしっかり上げておきましょう。

また、最強アイテムを作る上で欠かせないのが
「チェイン」システム。

素材の持つ属性と同じ属性の調合スキルを使うことでチェインゲージが貯まっていき、Maxの9999まで貯めることで品質や属性値をカンストさせることができるシステムなのですが、
シャリーのアトリエではチェインを使わないと
品質がカンストしません。

そのため、強い装備を作るなら必ず触れないといけないシステムとなってきます。

ここでチェインについて詳しく書いても
筆者の語彙では分かりやすく説明出来ないので
要点だけを抜粋しておきますね。

・チェインゲージをカンストさせるなら
同じ属性の調合スキルを10個繋げる!

・繋げる上でオススメの属性は土

・用意する素材は土属性を持ってて
調合スキル枠がいっぱい空いてると◎

ざっくり解説するとこんな感じ。
もっと具体的な手引が欲しいという方は
こちらのサイトに丁寧な攻略チャートが
用意されているので、そちらを参考にすると
安定して進められると思います。

ここで4000字突破です・・・。
大丈夫ですか?ここからは文章も短くなっていくと思うので、長いレビューもあと少しです。
どうか最後まで見ていって下さいね!

4、システム面

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チュートリアルの親切さや、難易度設定、やり込み要素についてレビューしていく箇所になります。

最初に総評を述べますが、総じて評価は高いです。難易度はいつでも変更が可能な優良設計。チュートリアルも丁寧な説明かついつでも見返せる
良心設計。

やり込み要素については
・高難易度での攻略
・キャラの強化要素「グロウシステム」
の2つが主となっています。

高難度攻略は難易度が高いほど、敵もつよいが貰える報酬も豪華になるという仕様が存在します。

これのおかげで、
高難度を攻略したプレイヤーは大量の経験値やお金など、目に見える形で「ご褒美」が貰え、
モチベーションの維持
に繋がりました。
(難しいけど、報酬も美味いからもっと頑張ろうって感じになります。)

グロウシステムについては、
レベルや装備の他にキャラを強化できる要素であり、単純なステータス強化だけでなく
キャラのスキルを強化できるものもあり

戦闘をさらに面白くするやり込み要素の1つ
となっています。

どの要素もプレイをより快適に、より面白くするために一役買っており、非常によいアクセントになっていました。

5、サウンド面

いよいよ最後の項目です。
アトリエシリーズは「雲雀東風」や「昨日の敵は今日の材料」など名曲が多い作品ですが、
本作も例外ではなくいい曲が揃っています。

アトリエBGMである「船の上の錬金術師」
や「鼻歌響く工房で」
あるボス戦のBGM「雲烟飛動」などは
ぜひ聞いてみて欲しい筆者オススメのBGMです!

6、終わりに

戦闘や調合、ストーリーの展開も
3部作のシメということもあって
沢山の要素が用意されており、
シリーズ初心者がプレイすると
分からない部分が多くあまり楽しめないかも
知れません。

しかし、システムを理解したあとは
できることの多さからアトリエ作品でも
随一のやり込み要素の多さから
クリア後も飽きることなく遊べる
大変ボリューミーな作品
だなと感じました。

「BGMの良いゲームを遊びたい」
「色んな戦い方ができるゲームを遊びたい」
という方はぜひ遊んでみてください!

これにてシャリーのアトリエの
レビューは終了となります。
ここまで約5000文字の長文を
最後まで見ていただいた方には感謝しか
ありません。本当にありがとうございました!

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