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給湯器が故障したので一時復旧させました。(エラーコード760)

給湯器の寿命は、一般的には10年〜15年と言われています。
でも、10年経たないうちに故障することもあるようです。

我が家の場合、11年目に点火しなくなりました。
ここで買い替えも検討しましたが、2日後に5万円で修理可能
ということで、修理しました。

それから5年ほど経ち、そろそろ交換したほうがよいと思い、
給湯器のカタログや工事費を調べましたが、
古いながらも使えているうちは、緊急性がないので
そのままズルズルと使い続けました。

ガス器具定期検査のついでに見積もり

定期的にガス会社が検査にきます。
今回、検査ついでに、

・給湯器
・ガスレンジ
・キッチンの換気扇

の見積もりを取ってもらいました。
初めは、キッチンの換気扇の交換までは考えてませんでしたが、
最近の換気扇はファンが簡単に外すことができ、
掃除しやすくなっており、
分解掃除を考えていたこともあり、
それなら一層のこと交換しようと考えました。

見積もりが届き、費用をみると、それなりの額ですが
3箇所同時工事ということでかなり値引きされてました。

一応ネットで他社の交換費用を調べて今回の見積もりと
比較しましたが、それおど変わらなかったので、
ここに頼むことにしました。

頼むのが一週間遅れたせいで…

見積もりが届いたその週末に連絡するつもりでしたが
その週末はいろいろと用事があり、
翌週連絡することにしました。

平日の昼休みでも連絡は可能ですが、
値引き交渉もしたいので、週末を予定しました。

ところが、木曜日に給湯器の電源をいれたところ、
アラームと共に、リモコンのディスプレイに、

エラーコード760
給湯器の診断をしてください。
連絡先は、0120ーXXX-XXX

と表示されたのです。

修理するつもりはないので、
翌朝見積もりを取ったガス会社に
電話することにし、
その夜は息子と銭湯に行きました。

予想より長い納期

すでに見積もりを取っており、
あとは発注するだけの状態なので、
長くても1週間くらいで交換できるだろうと
思ってました。

ところが、我が家の給湯器は特殊なサイズらしく
在庫がなく、受注生産ということで、
工事は最短でも2週間!

DIYでできる復旧策を調べる

2週間銭湯通いはきついので、
最悪一旦修理することも考えつつ、
DIYできる復旧方法を調べました。

ガス器具なので、下手に触ると危険なので
できることは限られます。

エラーコードの意味

まずエラーコード760の意味を調べます。

760 リモコン伝送異常

でした。

給湯器本体ではないので、少し復旧の可能性が出てきました。

可能性としては、

・リモコンと本体の通信線異常
・リモコン自体の故障

が挙げられていました。

まずは、リモコンと本体の通信線を確認します。

浴室リモコンをはずします。
防水用の両面テープでガッチリ固定されてるので
剥がすのみ苦労しました。

リモコンには2本の線が出ており、
圧着端子で接続されてます。

(余裕がなかったので、写真は1枚もありません。)

接触不良を疑い、その端子を外して再度接続します。

状態は変わりらず、エラー760が出ます。

今度は圧着端子に接点復活剤を塗ってから接続します。

これでも変化はありません。

お湯を出してみる

今までエラーコードしが見えてませんでしたが、
設定温度表示をみると、

給湯:42℃
お湯はり:40℃

となっていました。

本体に異常がなければ42℃のお湯がでるのでは
と考え、カランのレバーをお湯方向にして
出してみました。

すると、点火表示となり、お湯がでてきました。

ただ、転送異常なので設定温度の変更はできませんし、
他の異常も表示されない可能性もあるので
このまま2週間使うのは危険です。

他の方法を調べる

他に復旧方法はないか調べたところ、

本体の電源のオフ/オンをしてみる

というのがありました。

リセットです。
リモコンを外すよりも先にこれをすれば
簡単だったと思いました。

ところが、本体を確認しても電源コードすら見つかりませんでした。

どうしたものかしばらく考えた結果、
ブレーカーを落とすことにしました。

給湯器の電源がどのブレーカーにつながっているのかは
わからないので、可能性の高いものから落としていきます。

一番可能性の高いのは、

廊下・洗面・トイレ

の表示があるブレーカーです。

理由は、給湯器と浴室に近い場所だからです。

ブレーカーを落として、
30秒ほどして上げます。

当たりでした。
キッチンのリモコンの時計表示がリセットされ、

--:--

となってました。

時計の設定が正常にできたので、
その後、電源を入れます。

アラームは無く、いつもどおり起動しました。

次に、浴室リモコンでも、オン/オフすると
エラーは表示されず普通に起動できました。

とりあえず一安心

一時的なエラーだったので、リセットで
復旧できたのだと思います。

でも、本当の故障は時間の問題なので、
なんとか2週間持って欲しいです。

まとめ

エラーコード760の復旧方法として、
まずやることは、

本体電源のオン/オフ

です。
給湯器の電源オフは、停電のときに発生するので、
想定内の動作です。

これで治らなければ、修理依頼するのが安全かつ確実でしょう。

僕は、浴室のリモコンを外して配線のチェックをしましたが、
交換することがわかっていたので、ダメ元で実行しました。

我が家の給湯器はまだ油断できません。
浴室リモコンは、反応が悪いことがあり、
現在リモコンはキッチンのものしか使わないようにしてます。

ちょっと不便ですが、もう少しの我慢ですので。

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