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物売りの人達 〜岡崎市康生通り西vol.13





行商人、物売りの人たちのことを思い出してみます。



「きんぎょやーきんぎょ♪」と金魚を売りに来る人。



それから夏は、リ-ンリ-ンリンと、風鈴屋さん。
大八車に、たくさんぶら下げてやってきた。
風ぐるまも回っていた気がする。



豆腐屋さんは毎日。


同じ時間に、同じ場所で豆腐屋のラッパを鳴らしていた。


シジミ・アサリもきましたね。


そうすると、親にボールを持たされ、買いに行かされます。



月に1、2回必ず来るおばさんがいて、農家の人だと思うんだけど、「奥さん、野菜いらんかねぇ」と言って、野菜を売りに来る人もいました。



包丁研ぎの人も。



反物を担いで来る人も。



パンツや靴下を売りに来る人もいました。



あと、紙芝居は、私は親からお金をもらえてなかったので、遠くからしか見られなかったのです。


みんなは、おせんべいとか飴とか買って、そしてすぐ近くで紙芝居を見ていました。



小さい頃、買い食いがダメでした。



お母さんの手作りのおやつばかりで、外のお菓子とか袋菓子とかは、あまり食べずにきました。


なので、たまに5円とか10円を貰うと、一文菓子屋に飛んでいき、ドキドキしながら選びました。


流石に高学年になると、お小遣いもお年玉もあるので、好きなお菓子を買いました。



籠田公園でよく遊んだので、そこに隣接している一文菓子屋さんで、大好きなさくらんぼ餅をよく買いました。

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