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Harley Davidson JD Vol17 ついにアノ問題に終止符が!

先日のツーリングで精神が逞しくなった所で、漢ならそうです!More Power! を求めて彷徨います。
思えばガソリンが足りないだけだったのにキャブレーターの口径を絞りました。チューニングと言うのはバランスなので大きければ良いと言う物でもないのですが、そこは素人デカければデカいほど良い(笑)

前回絞ったここです。

前回細く絞ってしまったベンチュリーを元に戻します。ツインなので細くする方が良いのか?それとも前後同時に吸い込む訳では無いから口径は絞らない方が良いのか?と言う問題に終止符を打ちます!

ちょっと横道にそれますが、実は似たようなV-TWINエンジンなのですがハーレーとインディアンは考え方が違います。
インディアンは排気量の割にベンチュリーがハーレーより細いんです。多分流速を速くしたいと言う考えなのでは無いか?と、推測して居ます。答えは知りませんが色んな当時の試行錯誤があったんだと思います…。個人的には口径が大きく短いキャブレーターが好き。

つー事で、口径を大きくします。それから走ってみると何と頭打ちが無くなった!(ここもっと引っ張って書けよ!笑)
やはり口径を広くした事が効果有りました。何ならもうちょい燃料が欲しいくらいですが、何と言うか頭打ちが無くなりました。まだもっとアクセル開くでしょ?って感じが有るのでもう少し口径が大きくても良いのかも知れません。エンジン的にはもっと欲してる気がします。

これで高速巡行の速度も上がります。普通に走ってると年式や見た目から今までも良く『速いですねー?』と驚かれます。でも。本当はそこまで速く無かったんですよ?(笑)
それは見た目がこんな自転車みたいだから…。しかも100年前のバイク、速い訳が無いと皆さん思っちゃうんですよね。
いわゆる、普段悪い人がちょっと優しくしたら[この人本当は良い人なんですね?』と言うギャップ萌え。
決してそんな良い人じゃ無いのに(笑)
そんな感じなのです。

とは言え排気量は1200ccも有り、キャブも2つも付いてるし、ハイカム仕様。ゴリゴリマッチョなお爺さんなんです。
ここでしばらくマスクをしていたのを外したからもっと息が吸えるようになって本来のパワーが戻った!そんな感じ。

これは本物のレーサーです(笑)

写真は往年のレーサーですが、気分は負けていません。このレーサーは写真からOHVの8バルブレーサーですね。将来このエンジンを載せたい。
今ではあまり珍しくも無いですが、1気筒あたり4バルブなので合計8つのバルブがあるから8バルブレーサー。この名前だけでちびりそうです(笑)
80年代では良く車にツインカム24バルブ!なんてどうでも良い事を誇らしげにメーカーが車にステッカー貼ってましたね。それだけ男心をくすぐります。
しかも、この写真ではわかりませんが腰下はツインカムのエンジンなんだろうなー。

もう一個ウンチクですが、この当時のハーレーにはすでにツインカムモデルが存在します。私の車両はJDですが、ツインカムモデルはJDH。
良く変態なおじさんは『Hな女子大生』などとオゲレツな呼び方をしたらします。
このHかどうか?と言うのが実はとても大切なんですよね〜。
ちなみにハーレーはその後1999年のTC88まだはシングルカムです。まさにノストラダムスさんが世界が滅ぶと言ってるのに諦めずに進化させたこの年まで…。しかも名前がTC=TWIN CAMと車名にまだ誇らしげに入れる程。威張っても良い位なんですね!
でもサイドバルブは4カムなので、カムの数が多過ぎても私には刺さりません(笑)
ちなみにインディアンは違った意味のツインカム。当時の歴史を振り返るとまた色々と見えて来ます。こらがビンテージの世界の楽しさでもあります。

さー、これでかなりJDも仕上がった来たので、これからはオイルの量の調整と、キャブレーター調整ですね!
To be continued 


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