組んだ時と今じゃ体型が真逆ってw

僕の1年先輩にいまさらジャンプというお笑いコンビがいる。

山田裕磨(26)と荒川俊(28)のコンビ。

そんなコンビが2021年2月いっぱいで解散が決まった。

悔しい。

寂しい。

嫌だ。

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僕が吉本に入ったのが23、4 歳頃。

右も左も分からずとりあえず目の前のライブで笑いを取ることだけに必死だった頃。

運良く社員の目に止まり、若手で形成された"ゲキノビ"というユニットに所属することができた。

そこで出会ったのが"いまジャン"だ。

最初の印象はなんでもこなす2人。

器用な2人。

華もあり、The吉本の先輩というイメージだった。

山田さんはクール、荒川さんは飄々として掴みどころがなかった。

僕は近い先輩だし、ユニットも一緒だし、とにかく仲良くなろうと近づいた。

2人が初めてご飯に連れてってくれたのは出会ってから1年後。

毎日のように口説いて1年かかった。

なんていい女たちだ。

そこからはNEW GENEREATIONというユニットで単独を打ったり、

よしもとスパイスというユニットでほぼ台本のないコントを乗り越えた。

しまいには"デブ2ツッコミ1バカ1"なるツーマンライブもした。

とにかくずっと近くにいた。

ビジネスパートナーだと言い張りながら、お互いのボケで1番笑い合う。

舞台上では息ピッタリの2人が大好きだった。

単独は全部見にいった。

ファンだった。

裕磨くんはしょっちゅう遊んでくれるようになり、ネイチャーバーガー笹本とともに"ほぼ友達"というライブをやり、

荒川さんとは"しゅんちゃんライブ"や"ガリレコch研究生"としてお世話をしてもらい続けている。

喜びも悲しみも苦しみも楽しみも一番共有している先輩だと、"僕は"思っている。

裕磨くんはご時世もあり、遊ぶことも減ってきて、それでも誕生日プレゼントは交換するし、なにかあれば一番に連絡する。

最初の人見知りが嘘のように会うたびにコミュニケーションをとる。

お互いしか知らないことも山ほどある。

荒川さんは研究生として一緒に活動し続けている。

相変わらず飄々としていて、掴みどころはないが、それでもお互いの悩みや弱音を吐くことも出てきた。

兄貴肌なのだろう。

恥も外聞もなく頼っている。

2人とも年下の先輩。

それでも確かに兄貴で友達でたまに弟で仲間なのだ。

思い出なんて書ききれないほどある。

そんないまジャンが解散する。

若手といえばいまジャン。

誰が売れたって、いまジャンが若手のリーダー。

無限大に神保町に、引く手数多。

目の上のたんこぶでもあったのは事実だが、いないなんて想像できない2人。

おいおい、ジャンプわい。

なに解散してんだ。

勘弁してよ。

いまさらどっか行くな。

待ってくれ。

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芸人なんて売れるのは一握り。

わかってる。

ダメなら解散するし、芸人もやめる。

いまジャンは解散するだけ、2人は芸人を続ける。

山田裕磨も荒川俊も芸人として居続ける。

でもいまさらジャンプはいなくなる。

芸人がこんなこと書くのがナンセンスなのもわかってるし、僕自身、本人たちが決めた解散も引退も口を絶対に出さないと決めている。

2人からの相談も背中を押さず、それでも突き放さず、見守っていた。

でも決まったらダメだ。

やだ。

まじやだ。

1番嫌かも。

1番嫌だ。

わかってるけど。

俺だって解散したし。

わかってるよ。痛いほど。

でも嫌だ。

これまでの芸人の思い出に、1人の人間としての思い出に

いまさらジャンプがいる。

芸人としては2人の決意を応援している。

鈴木バイダン、いや、鈴木駿としては納得できない。

したくない。

駄文失礼した。

書きたいことがわからなくなるぐらい衝動的に書き始めた。

家に帰れば元気な金髪兄貴がいる。

友達は今なにしてるんだろう。

連絡するのは今じゃないかな。

とりあえず、泣いたことがバレないように玄関で目を擦った。

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家賃も払えない僕に皆様の愛をどうか。

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