単純な性格で良かった話

私は結構単純な性格をしている。先日ツイートしたこれは自分のことだ。

物事がうまく行っているとそれを自分の好きな事のように錯覚してくるし実際にそう思うようになる。そんな性格に助けられたことも多い。

受験勉強で何か得意科目を作ろうと思い、他よりは自分の中で安定しそうだとなんとなく深掘りした教科ができるようになったら好きになったし、それで更に勉強してさらに得意になった(別の教科の点数は若干下がったけど)。

今の仕事も、それほど興味があった訳ではないが会社名と給料に引かれて金融に足を突っ込んだらそこでの仕事がなんとなくうまく行って好きになって今に至るし、正直給料が高ければ「好きな事を仕事に」「やりがい」みたいな事にそこまでこだわりはない気もする。

得意なことをやりがいにしやすいので生きやすい。


しかしこの性格には欠点もある。うまく行かなくなった時に一気にやる気がなくなる。受験勉強で好きになった教科も、大学でその専攻に進んだが研究はアカデミックに残るほどうまくは行かず、結局就職する際に研究職にすら就かなかった。

もしかしたら今の仕事もうまくいかなくなったら辞めたくなるのだろうか、と考えると少し寂しい。

しかしいい歳なので今更業界を変えることはできないだろうな。ここまで来たからには金融業界で生きるのだろう。できるだけ他の人がやって無さそうなところに行きたい。

美味しいワインが飲みたいな。

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