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体癖 左右型3種

3種の特徴は”食欲”です。
感受性の中心は「感情」。

生まれつき消化器の性能がよく、腰椎2番の可動性がいい。
腰椎2番は大腸の骨で、腸とはまた感情を表現する器官です。

見た目もわかりやすく、左右どちらかの肩が下がっています。
これは肝臓が緊張していて、そちらに肩が引っ張られているため。

雰囲気的には「ほんわか」みたいな形容詞が似合う人でしょうか。
身体に丸みや曲線があって、常に感情を発散するためしゃべっているか、何かつまみ食いしている。
これが3種の正常な状態です。

逆に体調の悪いときは、お通じやガスが出なかったり、腹部第4調律点が硬くなる。腹部第4は胃の真上当たりにあって、感情的なストレスで硬くなる場所です。

あるいは春先などにエネルギーが余りすぎても硬くなる。
3種的な体調不良は、食べ過ぎか人間関係のどちらか、もしくは両方に集約されます。
身も蓋もない話ですが。

また、重心側の足首が硬くなりやすい。
たいていは右側です。肝臓のある側が常に緊張している。
9種が疲れると両足首が硬くなるのですが、3種や捻れ型は”片側だけ”という明確な違いがある。

弱点


急所は重心側の足首、腰部活点(腰椎2番3側)、側腹、上肢第4調律点(手三里)、足の2・3指間すねの外側(足三里)合谷真ん中・人差し指側など。
調整点が多く、セルフケアもしやすい。

めんどうならとにかく脚湯をじゃんじゃんやる。
そして硬い方の足首を回す。足首はお腹の延長だと野口整体ではみなしているため。
これだけでだいぶ人生が楽になります。

手っ取り早いのは食べ過ぎ体操です。
正座の状態からそのまま背中を床に倒して、膝を閉じたり開いたりしてキュッポンする。40代以降は必須技術です。

代表例はネガティヴ漫画家・福満しげゆきのパートナー妻。
3種の鏡みたいな方ですね。

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