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天然の香りがやはりいいと思われる

精油は中々使いにくい(場合によっては高価ですしね)

じゃあ合成香料はと言われると、合成香料も分子的に見ると一緒です
持っている性質も一緒

よく森林浴でα−ピネンがいいと言われていますが、天然でも合成でも持っている性質・働きかけは一緒です

ならば安価である合成香料使えばいい!!というのは安直かな?と思っています

香り・・ひいては合成で作られたものは、天然界にある物質の主な分子等を合成して作っています
なので大まかに見ればほとんど一緒です

ですが、細かく見ていくと違うんです

微量要素という言葉を聞いたことがありませんか?
合成で作ったものは構成されている基本的な物を合成させて作っています
ここで微量要素を合成させていくというのは原価的にも、技術的にも複雑もしくは難題な場合があります

また微量要素の中には今の化学では検知できないものもあるわけです
もしかしたら、この微量要素が本当は要素としては大事な場合もあります
同じような香り等を作っても、自然の物と比べたら作用が劣る場合も出てくるわけです

合成するということは市場で販売が第一目的です
ということは、ちょっとしたことですぐに分解というわけには行きません
なのでその物質を安定化させています
安定化させるとどうなるか?というと、分解ができなくなる、もしくはしにくくなるということです
葉っぱはそのうち腐葉土になりますが、プラスチックは長い期間そのままですよね
合成されたものを体に取り込んだ場合、代謝(内臓での分解)がされにくいと考えられます
ということは体に負担が出てくる可能性もあるわけです

天然はいいというのは、見方としてはありなわけなのです

ここで気をつけていただきたいのは”天然だから安全”というのとは方向性が違うということです
天然のものでも、取れた場所が汚染されていたりしたならば、汚染物質を含んでいるはずです
それならば、代用として合成物質でまかなうというのも場合によってはありだとも思います

なんの目的で、どの視点で見るか?それによって何を使うのか、は重要だと思います

少し論点がずれていきましたが、今この自粛要請を受けてい中で何を使っていくか?
私としては自然の香りを出来るのなら活用してほしいと思います
せっかく春の季節で、人が自然とふれあいやすい時期であるのに、外に出れない、出たとしても遠出はできないですよね

合成香料でもある程度ストレス緩和にはなります

ですが、自粛で家の中に閉じこもる、または出ても近所を散歩
自粛の中でも川や海に人が来て地元住民が困られているというのは、自然の中なら密になりにくいということだけでなく、人が自然を求めているからではないでしょうか?

人はどんなに科学文明が発達しようとも自然と離れては暮らせません
自然がないと人は生きられない

こんなときだからこそ、天然からできている香料を使う

きっとささくれだった心も体も優しく包んでくれるのではないでしょうか?

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