見出し画像

商品は見た目が9割

スーパーで購入したお弁当の話

妻が昼食用に
スーパーでお弁当を買ってきました。

そのお弁当(トップの写真)を見て
スパジは思いました。

盛り付けがキレイだな

普通のスーパーで売っている
500円の弁当にしては
盛り付けが整っている
という意味です。

お弁当はよく食べますが
盛り付けの綺麗さに気づいたのは
これが初めて
に近いぐらい。

写真ではわかりにくいですが
まず、ご飯が立体的に
盛り付けられているのです

立体的なご飯の盛り付け

普通は、ひらべったく
ならしてしまうところを
盛り上がるように詰められています。

スライスしたとんかつも
きれいに並べられ
ソースも雑にはかけられていません。

とんかつもキレイに並んでいる

全体的に見ても
食材が丁寧にキレイに
盛り付けられています。

全体的にキレイに盛り付けられている

実はスパジは
このような食品を扱う
食品製造業に長く勤めていました。

あまり製造や
こういった盛り付けを
担当したことはないのですが

そういう会社にいたので
盛り付けの重要性は
よくわかります。

とはいえ
現場は時間との戦い。

盛り付けは丁寧に
でも作業は短時間で

という相反することを
同時に求められます。

それをどのように
塩梅するか

そこに価値観が出てきますね。

当時の社長が
言っていたことを思い出します。

「ラベル一つでも
曲がらないよう丁寧に
貼ること。」

トップの写真の
「ソース」というラベルは
少し曲がって貼られています。

おそらくですが・・・
容器の蓋にラベルを貼る人と
トレーに食材を盛り付ける人は
別の人なのだろうと思います。

このキレイな盛り付けをする人が
曲がったラベルを貼るとは思えない。


この500円のお弁当

実は、それほどのレベルだと
元食品製造業従業員であった
スパジは思うのです。

たかが500円の弁当

スーパーの片隅の
コーナーで製造盛り付けしている
弁当。

今の御時世
従業員の数だって
十分に配置されているとは思えません。

そこに
これだけの気遣いをした
盛り付けをできるというのは
なかなかできないことです。

写真では気づきにくいのですが
鈍感なスパジであっても
すぐにその盛り付けの綺麗さには
気づきましたよ。

どこのスーパーで買っても
味や使われている食材に
違いはそれほどはありません。

激安でクソまずい食材は
たまに当たりますが
めちゃくちゃ美味しい食材
には出会いません。

そりゃ500円ですから・・・

では、どのように差別化するか
買ってもらえるようにできるのか。

それが盛り付けですね。

このような弁当ばかりが
売り場に並んでいたら
きっと映えると思います。

おもわずそれらの弁当を
手に取りたくなると思いますよ。

味や具材での差別化が難しい
500円の弁当では

まず第一に目に飛び込んでくる
画面(弁当の盛りつけ)は
超重要ですね。


(まず最初は)
商品は見た目が9割
ですね。

そのスーパーの
お弁当コーナー
見てみたくなりました。

近いから
今度行ってみようっと。

今まで気づかなかったということは
そのコーナーのチーフが交代したか
そういう意識の高い従業員が一人でもいる
ということだと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?