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【CWS】レギュラーシーズン終了Game152-162レビュー

今回は、9月23日~10月3日に行われたシーズン最後の11試合を振り返ります。

試合結果

【vs. CLE】
[9/23] 〇 7 - 2
[9/23] ● 3 - 5
[9/24] 〇 1 - 0
[9/25] ● 0 - 6
[9/26] 〇 5 - 2
CLEインディアンスとの5連戦は、3勝2敗と勝ち越し。
【vs. DET】
[9/27] 〇 8 - 7
【vs. CIN】
[9/28] 〇 7 - 1
[9/29]〇 6 - 1
【vs. DET】
[10/1] 〇 8 - 1
[10/2] 〇 5 - 4
[10/3] ● 2 - 5
雨天順延で振り替えとなったアウェイのDET戦の後、28日から本拠地に戻って、CINレッズ、DETタイガースと対戦しました。シーズンの最終戦は敗れましたが、9月26日から6連勝と、レギュラーシーズンの最後は好調なチーム状態で終われました。
いよいよポストシーズンが始まります。投手では、中継ぎ投手となるであろうカイケルとキンブレルが心配ですが、打線、先発投手、クローザーは、全く心配していません。ひいき目かもしれませんが、ワールドシリーズまで行けそうな気がしています。
それでは、各試合を振り返ってみます。

○CWS 7, CLE 2 (SEP.23 DH-1@CLE)

アンダーソン:4打数3安打、2本塁打、4打点
ロバート:3打数2安打、本塁打、2打点
ヒメネス:4打数1安打、本塁打、1打点
ヘルナンデス:3打数3安打
序盤の2回までに7点をあげ、打撃で圧倒した試合でした。
点差がありましたが、キンブレル、ヘンドリックスと6回、7回を抑えて、勝利し、2008年以来の地区優勝を果たしました。

●CWS 3, CLE 5 (SEP.23 DH-2@CLE)

抜きつ抜かれつのシーソーゲームでしたが、7回裏、メルカドにホームランを打たれてサヨナラ負け。優勝を決めた後の試合なので、仕方ありません。

○CWS 1, CLE 0 (SEP.24 @CLE)

ロバートの2日連続のホームランで先制し、1対0。
先発投手のシーズは、6回途中まで無失点で抑えていましたが、6回表に投ゴロの打球が右腕に当たり降板してしまいました。その後のブルペン投手陣が無失点に抑えて、シーズは勝利投手に。この日の勝利で13勝目をあげました。1年間ケガで離脱することもなく、ローテーションをしっかり守り、今年はエース級の活躍です。
シーズの降板で、急遽マウンドに上がったバーは、ピンチを招きますが、相手の走塁ミスに助けられ、無失点に抑えました。その後を、バマー、キンブレル、ヘンドリックスと盤石の投手リレーで、1対0で勝利しました。

特にキンブレルは、1イニングを3奪三振に抑える、圧倒的な投球でした。これで完全復調となってくれると、ポストシーズンで楽しみな存在になります。

●CWS 0, CLE 6 (SEP.25 @CLE)

先発のリンが6イニングを投げて6失点。その結果、防御率が2.72に悪化し、規定投球回数を達成するのにも、あと10イニングを投げる必要があるので、防御率1位のタイトル獲得は厳しくなりました。

○CWS 5, CLE 2 (SEP.26 @CLE)

先発のジオリトが6イニングを無失点で11勝目をあげました。また、ヘンドリックスが36セーブ目をあげ、2位のイグレシアスに3セーブ差となり、これでタイトル獲得は確実でしょう。気がかりなのは、この日もキンブレルがホームランで失点したことです。

○CWS 8, DET 7 (SEP.27 @DET)

カイケルが5回を2失点に抑えて、9勝目。
8回裏に、ライトとクロシェが5失点して、1点差に追い上げられ、ヒヤッとしました。ただ、1点差になったおかげで、9回裏にヘンドリックスに登板する機会が与えられ、37セーブ目をあげました。

○CIN 1, CWS 7 (SEP.28 @CWS)

12日ぶりに本拠地に戻ってきて快勝です。
打線は、ロバートが2本のホームランを打ち、3打点と好調を維持。

投手は、先発のロペスが6イニングを被安打わずかに2本で、1失点と好投。

○CIN 1, CWS 6 (SEP.29 @CWS)

先発投手のロドンが5イニングを被安打わずかに1本で、無失点に抑えて、13勝目をあげました。
打線で目立ったのは、シーツの2試合連続のホームラン。9月に入って5本塁打と当たっており、ポストシーズンでも、不調のボーンに代わり、DHのスタメンは、シーツになるでしょう。

○DET 1, CWS 8 (OCT.1 @CWS)

先発投手のランス・リンが5イニングを1失点に抑えて、11勝目をあげました。6回以降は、クロシェ、テペラ、キンブレル、ヘンドリックスという、勝ちパターンの継投で、無失点に抑えました。
打線は、アンダーソンが4打数4安打、アブレイユが本塁打と二塁打を含む4打数2安打4打点の活躍。アブレイユは、5シーズン目の、年間30本塁打&100打点を記録しました。記録を逃したのは、コロナによる短縮シーズンの2020年と2018年の2年間だけですので、アブレイユは、毎年安定した成績を残しています。この日を終えて117打点で、打点トップのペレスに5点差に迫りました。あと2試合で追いつけるでしょうか。

この日は理想的な勝ち方でした。ポストシーズンでもこういう試合展開を望んでいます。

○DET 4, CWS 5 (OCT.2 @CWS)

先発投手のジオリトは、5回を1失点。シーズン200奪三振を達成。今季はシーズも三振を200個以上奪っているので、チームに2人目です。

試合は、中継ぎで登板したカイケルが打ち込まれてしまいました。カイケルは、ポストシーズンでもブルペンに回るので、今回テストをしたと思われますが、この調子では心配です。0対4と4点を追いかける展開になりましたが、7回に二塁打2本と単打3本で、3点を返し、3対4と1点差に迫りました。

試合を決めたのは、8回裏、モンカダの2ランホームラン。5対4と逆転。モンカダは、この日4打数3安打3打点の活躍。

最後は、ヘンドリックスが抑えて、ア・リーグトップの38セーブ目。チームは6連勝しました。

●DET 5, CWS 1 (OCT.3 @CWS)

シーズン最終戦は、ポストシーズンに向けて、アブレイユを休ませました。試合に敗れはしたものの、シーズ、コペック、テペラが好投し、ポストシーズンでの活躍が期待できそうなことを確認できた良い試合でした。

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