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【CWS】vs HOU ALDS レビュー

2020年から2年連続のポストシーズン進出。昨年は特別ルールによりワイルドカードでポストシーズン進出でした。それと比べて今年は、2008年以来の地区優勝を果たしての進出ですので、期待値は昨年より高かったのですが…

試合結果

[第1戦@HOU] ● 1 - 6
[第2戦@HOU] ● 4 - 9
[第3戦@CWS] 〇 12- 6
[第4戦@CWS] ● 1 - 10
残念ながら1勝3敗という結果となり、ALDSで敗退してしまいました。
それでは、各試合を振り返ってみます。

●CWS 1, HOU 6 (OCT.7 @HOU)

先発のランス・リンが、4回途中、5失点で降板では、勝ち目はありませんでした。HOUアストロズ先発のマッカラーズは、今シーズン、被打率がア・リーグ1位の.205、防御率は同2位の3.16と、リーグトップクラスの成績を上げている投手ですので、敗戦も仕方ありません。

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●CWS 4, HOU 9 (OCT.8 @HOU)

敵地で2連敗してしまいました。敗戦の理由は、2つあります。1つは、HOUアストロズのファインプレイがいくつもあったこと。抜けていれば得点と思われる当たりもあったので、相手を称えるしかありません。

敗因のもう1つは、このブログで何度も書いていますが、心配だったキンブレルが案の定打たれてしまったことです。4対4の同点だった7回裏に、バマーが3人にシングルヒットを打たれたことが、逆転を招いた原因ですが、その後に登板したキンブレルが、2塁打と本塁打を打たれて敗戦を決定的にしてしまいました。2連敗で後がなくなりました。まずは本拠地で1勝を願っています。

〇HOU 6, CWS 12 (OCT.10 @CWS)

本拠地に戻って、1勝をあげられました。この試合の打のヒーローは、ガルシアとグランダルの2人です。
レウリー・ガルシア:5打数2安打(本塁打&二塁打)4打点
ヤズマニ・グランダル:3打数1安打(本塁打)3打点

先発のシーズ、2番手のコペックが打たれて、3回表を終えて1対5となったときには、「3連敗か?」と不安になりましたが、直後の3回裏に、グランダルの2点本塁打とガルシアの3点本塁打で、6対5と逆転し、この2本塁打でムードが変わりました。

4回表に、6対6の同点に追いつかれましたが、4回裏には、アブレイユのタイムリーヒットなどで3得点し、9対6と勝ち越しに成功。しかし、その攻撃中に物議を醸しだすプレイがありました。グランダルの内野ゴロの間に、フィルダースチョイスで1点を追加するのですが、グランダルが、ラインの内側走り、バックホームの送球が左腕にあたって1点が入ったのです。守備妨害と思われるプレイでしたが、得点は認められ、守備妨害とは判定されませんでした。皆さんは、下の映像を見て、どのように思いますでしょうか。

投手は、テペラが2イニングを3奪三振無失点、バマーが前の試合の汚名返上する投球で、1回2/3を4奪三振無失点と、2人の中継ぎ投手が好投し、勝利を呼び寄せました。

8回裏には、ヒット5本で3点をあげて、12対6とし、勝利を確実にしました。このあと2連勝しないと、ALCSに進めないので、厳しい状況は変わりませんが、3連敗を避けられてホッとしました。

●HOU 10, CWS 1 (OCT.12 @CWS)

雨で1日順延したこの試合、書けるのは「完敗」の一言だけです。先発のロドン、2番手のコペック、クローザーのヘンドリックスまで、打ち込まれては、敗戦も仕方がありません。

今シーズンを振り返って

レギュラーシーズンでは、勝率5割以上のチームとの対戦は、27勝29敗と負け越していながらも、コンテンダーのいない中地区で優勝しました。そのため、正直なところ、ポストシーズンでは苦労すると予想していました。案の定の結果となってしまいました。とはいえ、2008年以来の地区優勝ですし、良いシーズンでした。来年は、名将トニー・ラルーサ監督に、チームをさらに一段上のステージに引き上げて欲しいです。

シーズン最後に

1シーズンにわたって、「MLB30球団ファン合同Note」でCWSを担当させていただき、ありがとうございました。初めてのNoteへの投稿でしたが、他球団担当の方々の記事を参考にさせていただき、なんとか1シーズン書き続けることができました。改めて感謝申し上げます。毎試合これだけ真剣に見た年は、今までありませんでした。ブログの読者の方々、1シーズンお付き合いいただきありがとうございました。次のNoteの更新は、オフシーズンの移籍が落ち着き、翌シーズンの戦力が大体固まったころに、また書き始めようと思います。来シーズンもよろしくお願い致します。
(CWSの選手がアワードを受賞したら、更新するかもしれません)

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