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【CWS】Game117-122レビュー

今回は、8月14日~8月19日に行われたNYヤンキース、OAKアスレチックスとのホームゲーム6試合を振り返ります。どちらのチームもワイルドカード争いをしているチームです。

試合結果

【vs. NYY】
[8/14] ● 5 - 7
[8/15] ● 3 - 5
Field of Dreams Gameで劇的なサヨナラ勝ちの後は、ヤンキースに2連敗してしまいました。
【vs. OAK】
[8/16] 〇 5 - 2
[8/17] 〇 9 - 0
[8/18] 〇 3 - 2
[8/19] ● 4 - 5
OAKアスレチックスとの対戦は、3勝1敗と勝ち越し。
ヤンキース、アスレチックスといった、ポストシーズン進出が予想されるチーム相手に、上記6試合にField of Dreamsの試合も含めると、合計7試合で4勝3敗と、互角に戦えることを証明しました。特にこの7試合では、故障から復帰したヒメネスとロバートの活躍が目立ちました。ルーキーのボーンもホームランを打って活躍していますが、負け試合で活躍することが多く、イマイチ印象に残りません。規定打席に到達し、二桁本塁打ですから、新人王獲得を期待しています。
それでは、各試合を振り返ってみます。

NYY 7, CWS 5 (AUG.14@CWS)

NYヤンキースに先制されても追いつき、勝ち越されても追いつきと、粘ったゲームですが、残念ながら延長10回で敗れてしまいました。敗戦の中にも光明があった試合です。
 アブレイユ:5打数4安打1打点(1本塁打、2二塁打含む)
 ヒメネス:4打数2安打2打点
 ロバート:4打数2安打2打点(1本塁打含む)
主力打者、故障者リストから復帰組が活躍したのは良い傾向でした。

NYY 5, CWS 3 (AUG.15@CWS)

NYヤンキースの先発左腕コルテスに翻弄されました。ボーンのホームランによる1点しか奪えず、コルテスに今季初勝利をプレゼントした格好です。この敗戦で、勝率5割以上の強いチームとの対戦成績が16勝21敗となり、明らかに今年は、弱いチームから勝ち星を稼いでいる状態です。ポストシーズンでは、全ての対戦相手が勝率5割以上のチームになるので、この点は若干心配です。

OAK 2, CWS 5 (AUG.16@CWS)

理想的な試合展開の試合でした。
投手は、カイケルが5回を2失点で、3対2と1点リードの場面で降板し、その後を、6,7回とコペック、8回をキンブレルが3奪三振で完璧に抑え、9回は守護神ヘンドリックスが、これまた3奪三振で完璧に抑えました。

打撃は、犠牲フライやスクイズなど小技を絡めて1点を取りに行く野球を展開し、8回にはロバートがホームランでダメ押し点を入れるなど、様々な形で得点する能力がある打線であることが証明できました。ヒメネスとロバートが故障者リストから復帰したことが大きいです。

OAK 0, CWS 9 (AUG.17@CWS)

OAKアスレチックスにとっては不運な敗戦となりました。アスレチックス先発のバシットが、グッドウィンの打球をまともに顔に受けて、緊急降板してしまいました。意識はあるようですが、今後が心配です。
ホワイトソックスは、ローテーションの谷間で、この日の先発投手はロペスでしたが、5回を無失点に抑えて、今季2勝目をあげました。
打者では、ラムとアブレイユの2本の3ランホームランなどで、9点を入れ、9対0と大勝です。アブレイユはこの日の3打点で、今季の打点が89となり、レッドソックスのデバースに並び、ア・リーグトップタイとなりました。

OAK 2, CWS 3 (AUG.18@CWS)

打線では、ヒメネスが先制のタイムリーヒットで1打点をあげ、ロバートが4打数3安打2打点と好調をキープ。ホワイトソックスにとって、ヒメネスとロバートが故障者リストから復帰したことが大きな戦力アップになっています。現在故障者リストにいるグランダル捕手は、AAからAAAに昇格して調整しているので、復帰も近いのではないかと予想されます。グランダルがスタメンに復帰すれば、相手の投手に与えるプレッシャーも大きくなります。

先発投手のランス・リンが、4回を投げ終えてベンチに入ったところで、審判に呼び止められ、粘着物質のチェックを受けました。ところがリンが、審判にベルトを投げ渡したことで、退場させられました。審判がリンを呼び止めるタイミングが、ベンチに戻る前だったら、ベルトを投げたりすることなかったと思うのですが。こんなことで退場させられると、興ざめしますので、試合中の粘着物質のチェックは試合前に行うとか、何かいい方法ないでしょうかね。

OAK 5, CWS 4 (AUG.19@CWS)

アスレチックスの主軸、オルソンとチャップマンにホームランを打たれ、敗れました。4連戦を3勝1敗と勝ち越したことが収穫です。

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