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【CWS】Game110-116レビュー

今回は、8月6日~8月11日に行われたCHIカブス、MINツインズとのアウェイ6試合を振り返ります。

試合結果

【vs. CHC】
[8/6] 〇 8 - 6
[8/7] 〇 4 - 0
[8/8] 〇 9 - 3
ウィンディーシティ対決は、3連勝でカブスをスイープしました。
【vs. MIN】
[8/9] 〇 11 - 1
[8/10] ● 3 - 4
[8/11] ● 0 - 1
同地区対決のMINツインズとの対戦は、1勝2敗と負け越し。
とはいえ、このアウェイでの6試合は、4勝2敗と勝ち越しましたので、御の字です。
それでは、各試合を振り返ってみます。

CWS 8, CHC 6 (AUG.6@CHC)

先発のランス・リンが、6回を4安打8奪三振1失点と、この日も好投しました。

試合は、シーザー・ヘルナンデスのホームランなどで、8回表を終えて4対1とリードしていました。
キンブレル、ヘンドリックスで逃げ切れると思ったのですが、キンブレルが8回裏に3ランホームランを打たれ、4対4の同点に追いつかれました。8回裏2アウトからヘンドリックスが登板し、9回裏まで4つのアウトと全て三振で取り、延長戦に入りました。延長10回表、グッドウィンの2ランホームランなどで、4点をあげ、8対4と勝ち越しました。

10回裏は、クロシェが登板し2点を失うものの、8対6で勝利。

CWS 4, CHC 0 (AUG.7@CHC)

先発のロドンが、5回を11奪三振無失点と好投。その後、コペック、バマー、キンブレル、テペラと繋いで、完封リレー。ブライアント、バエズ、リゾといった主力をトレードで放出し、弱体化したカブス打線とはいえ、17奪三振を奪い、カブス打線を完璧に封じました。

ホワイトソックス打線は、8回にヘルナンデス、アブレイユによる2者連続ホームランもあるなど、投打ともに主力選手が活躍し、快勝しました。

CWS 9, CHC 3 (AUG.8@CHC)

この日は打線が初回から爆発し、アンダーソン、ヒメネス、ボーンの3本のホームランが1回表にでて、5対0と大量リードでスタートしました。先発投手のシーズは、5イニングを投げて、3失点ながら10奪三振と力の差を見せました。この日の最高殊勲選手は、ヒメネスでしょう。ヒメネスは4打数で、2本の本塁打と1本の二塁打の3安打を打ち、5打点をあげる活躍でした。ヒメネスは、これで完全にケガから復活しました。

CWS 11, MIN 1 (AUG.9@MIN)

この日もヒメネスが打ちまくりました。4打数、2安打(2本塁打)、5打点です。2試合連続で2本塁打と5打点をあげたのは、ホワイトソックスでは初の記録だそうです。これがMLB通算50本塁打となり、MLBデビューから187試合での達成は、ホワイトソックス史上最短の記録です。

ティム・アンダーソンは、2試合連続で、先頭打者ホームランを打ちました。

この日の朗報は、ルイス・ロバートが5月2日以来の戦列復帰をしたことです。この日の成績は、2塁打を含む5打数2安打1打点でした。

先発投手のジオリトも、この日は完璧な投球で、8イニングを投げて、わずか2安打、1失点に抑えました。

CWS 3, MIN 4 (AUG.10@MIN)

先発投手のカイケルは悪くなかったのですが、ツインズのアストゥディーヨの活躍によって敗れました。アストゥディーヨは、カイケルの変化球を巧みにとらえて逆転2ランホームランを打ち、アブレイユの鋭いサードライナーをタイミング良くキャッチしてダブルプレーにするなど、敵ながら攻守に良いプレーを見せました。

CWS 0, MIN 1 (AUG.11@MIN)

ランス・リンを中4日で先発させることもできましたが、翌日のヤンキース戦のために温存しました。こうしたことで、ローテーションの他の先発が次の登板を中6日で迎えられます。休養を考えた采配だと思います。野手も、アンダーソンとモンカダは試合に出場せず休養日としました。したがって、この日の敗戦は仕方ないでしょう。

今後の日程

この後、NYヤンキース、OAKアスレチックス、TBレイズ、TORブルージェイズと、ポストシーズン進出を狙うチームとの対戦が続きます。これらの強豪チームと当たる前に主力を休養させました。この4チームは、ポストシーズンで対戦する可能性の高いチームで、ポストシーズン行方を占う大事な試合になります。そして次の試合は、アイオワ州での Field of Dreams ゲームです。昨年はコロナの影響で実施できなかったので、準備をしていた人たちにとっては、待ちに待った開催でしょう。



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