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【CWS】7月振り返り & TDL

CWS担当のスーパートミーです。今回は7月の振り返りをします。7月を終えて51勝50敗とようやく勝率5割を上回りました。首位MINツインズに2.0ゲーム差の3位と、7月は首位を狙える位置にまで成績が向上しました。6月末時点では35勝39敗と4つの負け越しでしたが、7月は16勝11敗と5つ勝ち越したことで、勝率5割の壁を突破しました。中地区2位のCLEガーディアンズにも1.0ゲーム差まで追い上げ、ア・リーグ中地区の首位争い、ワイルドカード争いが面白くなってきました。

7月対戦成績

vs SF 3連勝スイープ
vs MIN 1勝2敗
vs DET 2勝2敗
vs CLE 2勝2敗
vs MIN 3勝1敗
vs CLE 2勝2敗
vs COL 1勝1敗
vs OAK 2勝1敗
オールスターゲーム (ASG) 前後に組まれていた、ア・リーグ中地区首位のMINツインズと2位CLEガーディアンズとの対戦が今シーズンの行方を占う試合になると思っていました。この2チームとの15試合を8勝7敗と、1つ勝ち越すことができたので、ポストシーズン進出争いに踏みとどまることができました。それでは7月の好成績を支えた選手を紹介したいと思います。

7月注目の選手

ディラン・シーズ

7月は6試合に先発して5勝1敗、防御率0.76という成績で、6月に続いて7月も、アメリカンリーグの月間最優秀投手に選ばれました。このままいけば今年のサイ・ヤング賞が十分狙えそうです。

エロイ・ヒメネス

7月6日に故障者リストから4月以来の公式戦出場した初戦にホームランを打ち、完全復活をアピール。7月の打撃成績は、.250/.288/.482/.770、4本塁打、9打点。

ホセ・アブレイユ

アブレイユの7月の打撃成績は、.350/.409/.515/.924、3本塁打、14打点と、6月に続き2か月続けて好調を維持しています。

ルイス・ロバート

L. ロバートの7月の打撃成績は、 .328/.381/.586/.967、4本塁打、16打点と、アブレイユを上回る成績でした。

7月 打撃成績・投手成績

得点数を見ると、5月末時点のチーム総得点は172点で、ア・リーグワースト2位の14位でした。6月末時点ではチーム総得点が309点で11位、7月末時点ではチーム総得点が440点で8位と、シーズンが進むにつれて徐々に順位を上げています。打撃成績の向上は、ロバート、アブレイユらチームの中心打者の活躍が要因です。7月単月の打撃成績を見ると、総得点はNYY, HOU, TOR, TEXに次ぐ5位とシーズン序盤の攻撃力不足から挽回しました。ただ7月単月のOPSを見ると、ア・リーグ9位と中位の成績で、飛びぬけた成績ではありません。モンカダ、グランダルが復調すれば、前年のような強力打線になるはずですので、この2人の復調に期待したいところです。
失点数を見ると、5月末時点のチーム総失点は218点で、ア・リーグでワースト5位、6月末時点ではチーム総失点は357点でワースト3位、7月末時点ではチーム総失点は459点でワースト4位と、投手成績は打撃成績のようには改善していません。7月単月の投手成績を見ると、先発投手の防御率は、HOU,SEAに次ぐア・リーグ3位の成績。シーズとクエトの活躍が先発投手の好成績につながっています。課題は救援投手です。特に7月単月では、ヘンドリックス、グレーブマン、ケリー、ルイスら主要な救援投手が、5~6失点していますので、救援投手のテコ入れが必要です。

トレード

ジェイク・ディークマン

TDL前にテコ入れが必要な救援投手を獲得しました。BOSレッドソックスの救援投手ディークマンです。TDL前のトレードはディークマンだけですので、あくまでも必要最小限の補強をしました。

8月の見通し

ポストシーズン進出に向けて、8月は当然重要な月間になります。8月にKCロイヤルズとの対戦が10試合も組まれています。ア・リーグ中地区最下位のチームですので、取りこぼしなく戦いたい対戦相手です。できれば7勝3敗と4つぐらい勝ち越したい対戦相手です。8月のポイントは、8月15日~21日のHOUとCLEとの7試合です。西地区首位を独走する強豪HOUアストロズとの4連戦と、中地区で2位とワイルドカードの座を争っているCLEガーディアンズとの3連戦が8月の山場になります。ここを勝率5割程度で乗り切り、その他の下位チームで勝ち越せば、ポストシーズン進出が見えてきます。8月15日~21日の戦いぶりに注目したいです。

2020年8月 CWSスケジュール


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