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【CWS】vs LAA 開幕4連戦

開幕戦は、大谷翔平選手の所属するLAAとの試合で、第1戦から4戦まで全ての試合開始時間が、早起きする必要がない見やすい時間だったので、観戦した人は多かったのではないでしょうか。4試合のそれぞれの注目点をピックアップしていきます。

CWS  3, LAA 4 (Apr.1@LAA) 

5回終了時点で、3対2とホワイトソックスがリードしていましたが、エラーをきっかけに逆転負けを喫しました。でも収穫もありました。この試合で注目した点をいくつかピックアップします。

ルイス・ロバート:ロバートが2回表、二塁打で出塁すると、すかさず三塁へ盗塁し、ワイルドピッチの間に1点を挙げました。ひとつ先の塁を常に狙っている姿勢で、効率のいい得点を挙げました。昨年までの長打頼みの大味な攻撃から変貌した姿を見ました。

ルーカス・ジオリト:初回は、フレッチャー、大谷、トラウトを3者連続三振と、素晴らしい立ち上がりを見せました。初回のピッチングを見て、今年サイヤング賞争いに加わる可能性を感じました。結果は、5回1/3を、8奪三振、自責点2で降板し、救援陣に後を託しました。

ブルペン投手陣:ホイヤー、バマー、フォスターの3人が登板しました。8回裏に、ダブルプレーを焦ったセカンドのマドリガルの送球エラーが発端で、バマーが2安打を打たれ2点を失いますが、自責点はゼロです。決して打たれて逆点されたわけではありません。まだ信用できるブルペン投手陣です。

CWS  12, LAA 8 (Apr.2@LAA) 

今年もホワイトソックスは強力打線だということを証明する試合内容でした。この試合で注目した点をいくつかピックアップします。

ホセ・アブレイユ:昨年のMVPアブレイユが、3回表に満塁ホームランを放ち、今年も期待通りの活躍をしてくれる雰囲気を醸し出しています。

ヤーミン・メルセデス:DHで先発し、MLB初ヒットを放つと、5打数5安打4打点の大活躍。新人王候補は、アンドリュー・ボーンにしたのですが、意外な伏兵がいました。

マイケル・コペック:6回から登板し、2回を無安打、3奪三振。トミージョン手術明けで、当面ロングリリーフで起用されそうですが、今日のような良いピッチングを続けたら、先発に起用される日も近いかもしれません。

CWS 3, LAA 5  (Apr.3@LAA) 

ロバートのエラーと、強力ブルペンの一角であるマーシャルが逆転を許して敗戦という、ホワイトソックスファンには残念な試合でした。この試合で注目した点をいくつかピックアップします。

ルイス・ロバート:中日・宇野勝を思いだせる、まさかのヘディング。このエラーで2点を失ったので、敗因の一つです。

ヤーミン・メルセデス:今日もDHで先発し、ホームランと2塁打を含む、4打数3安打2打点の大活躍。開幕から8打数連続ヒットは、MLB新記録。新人王は、彼かもしれない。

ギャレット・クロシェ:期待通りのピッチングを披露しました。2回1/3を投げて、無安打、3奪三振の活躍。

CWS 4, LAA 7 (Apr.4@LAA) 

ガッカリのサヨナラ負けでした。試合前半は、大谷翔平がホームラン打てばガッツポーズし、三振を奪えば拍手をするなど、ホワイトソックスではなく大谷翔平を応援している自分がいました。この邪念が負けに繋がったのかもしれません。第4戦は、エンゼルスが3つもエラーをしたので、何とか9回まで接戦となりましたが、負けるべくして負けた試合です。大谷とウォルシュにやられました完敗です。

ビリー・ハミルトン:スプリングトレーニング終盤に合流し、開幕ロースター入りしました。1安打、1盗塁を決め、走力は健在です。

ティム・アンダーソン:初回、一塁ベースを駆け抜けたあと、ハムストリングスを痛めた模様。大事に至らないことを祈ります。

まとめ

最初のカードは、残念ながら1勝3敗と負け越しました。第1戦はマドリガルのエラーが発端で敗戦し、第3戦はロバートのヘディングエラーがなければ、勝利の可能性がありました。どうやら守備が課題です。次は4月5日からシアトルでマリナーズと3連戦があり、その後本拠地での開幕戦になります。エンゼルス、マリナーズとの7試合を勝ち越すか、少なくとも3勝4敗として本拠地に戻るのが、理想的な展開になります。そのためには、シアトル・マリナーズ戦では3連勝か2勝1敗が求められます。打撃力は心配していませんので、きっと大丈夫と自分に言い聞かせています。

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