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㊗【CWS】地区優勝決定

アメリカンリーグ中地区優勝が決定!!
今回は、今シーズンの優勝までの軌跡を振り返りたいと思います。

4月

野手では、ルーキーのヤーミン・メルセデスが鮮烈なデビュー。開幕から8打数連続ヒットは、MLB新記録。

投手では、4月14日、ロドンのノーヒットノーラン。

野手も投手も今年はやってくれるという予感を感じる4月でした。ただ、4月を終えた時点では2位で、首位KCロイヤルズを1.5ゲーム差で追いかけていました。

4月

5月

アメリカンリーグ中地区同士の対決で、大きく勝ち越しました。5月7日~19日に、KCロイヤルズ、MINツインズ、KCロイヤルズ、MINツインズとシリーズが続きました。最初のKC3連戦とMIN3連戦を、どちらも3連勝スイープして6連勝。続くKC4連戦とMIN3連戦を、4勝3敗として、この同地区チームとの直接対決13試合を、10勝3敗と大きく勝ち越したことで、首位に立ちました。ここが前半戦の山場でした。その後のヤンキース戦で3連敗してしまったのは玉に瑕です。

5月カレンダー

投手では、クローザーのヘンドリックスがReliever of the Monthを受賞。先発ローテーションで故障者がいないことも大きかったです。

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野手は、ロバートやヒメネスが離脱していますが、新人のメルセデス、ボーンと、俊足のハミルトンが、DHと外野のポジションをカバーしました。

5月末時点で、2位CLEインディアンスに3.5ゲーム差をつけて首位に立ちました。

5月

6月

6月29日、MLBデビュー戦のギャビン・シーツが、MLB初ヒットを含む2安打、2打点の活躍をしました。開幕当初活躍したメルセデスが調子を落としてきたところに、シーツがMLBデビューをしました。ルーキーのボーンも着実に成績を残しており、不安だった外野守備も問題なく、今年の前半戦は野手の新人が活躍して、ケガで離脱のヒメネス、ロバーツのポジションをカバーしました。

6月末時点で、2位CLEインディアンスに4.0ゲーム差をつけて、首位をキープしました。

6月

7月

7月26日、スプリングトレーニングで怪我をして長期離脱していたヒメネスが復帰しました。ヒメネスの復帰は、下降気味だった打線の起爆剤となりました。

TDL前のトレードでは、ライバルの中地区2位CLEインディアンスから、シーザー・ヘルナンデスを獲得し、マドリガルが怪我で不在となったセカンドを補強しました。また不安のある中継ぎ投手に、CHIカブスから、テペラ、キンブレルという実績ある投手を獲得して補強しました。弱点を完璧に補強するトレードでした。

7月末時点で、2位CLEインディアンスに8.0ゲーム差と差を広げ、TDLでCLEインディアンスは、再建モードに入ったため、この時点でほぼ地区優勝が決まったも同然でした。

7月

8月

8月9日に、5月からケガで離脱していた、ルイス・ロバートが復帰しました。復帰後はセンターのレギュラーポジションをしっかり守り、打撃も好調を維持し、7月に戦列復帰したヒメネスとともに、ホワイトソックス打線を支えました。

8月末時点で、2位CLEインディアンスに10.0ゲーム差とさらに差を広げ、地区優勝を確実にしました。

8月

9月(優勝決定)

9月23日のダブルヘッダー第1戦で、地区優勝が決定しました。9月は、9勝11敗と今一つ波に乗れていませんが、ラルーサ監督が、ポストシーズンに向けてチームの士気を上げ、上手にチーム状態を上げてくれると信じています。

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残り9試合ですが、個人タイトルも気になるところです。タイトルを狙える候補は以下の通りです。
打点王:アブレイユ(KCのペレスを2点差で追う)
セーブ王:ヘンドリックス(LAAのイグレシアスを1つリード)
最優秀防御率:リン(規定投球回数まで、あと16イニング)
ヘンドリックスは、2年連続でRreliever of the yearに選出される可能性が高いです。さすがに、サイ・ヤング賞とMVPは、ホワイトソックスから選ばれそうにありません。

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