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【CWS】Game75-80レビュー

今回は、6月25日~7月1日に行われたSEAマリナーズ、MINツインズとのホームグラウンドでの6試合を振り返ります。

試合結果

【vs. SEA】
[6/25] ● 3 - 9
[6/26-27] ● 2 - 3 
[6/27] 〇 7 - 5 
ホームグラウンドに戻って臨んだSEAマリナーズ戦でしたが、1勝2敗と負け越してしまいました。
【vs. MIN】
[6/29] 〇  7 - 6
[6/30] 〇  13 - 3
[7/1] 〇  8 - 5
同地区対決の4連戦は、初戦が雨で中止となりましたが、残りの3連戦を3連勝しました。今年のホワイトソックスは、下位チームとの対戦では圧倒的な強さです。一方首位争いをしているCLEインディアンスは、同地区下位のMINツインズ、DETタイガースとの対戦を、どちらも1勝2敗と負け越しました。その結果、7月1日終了時点で、ゲーム差が5に広がりました。
では、それぞれの試合を振り返ってみます。

SEA 9, CWS 3 (JUN.25@CWS)

菊池雄星に敗れました。心配なのは、打線の迫力が無くなってきたことです。4番のアブレイユは、当たりが止まっていますし、開幕当初大活躍したメルセデスも、最近はスタメン落ちしています。この2人の復調が待たれます。

SEA 3, CWS 2 (JUN.26-27@CWS)

26日は、3回表が終了した時点で雨が強くなり、サスペンデッドゲームとなり、3回裏からは、27日に行われました。

26日先発のランス・リンは、3回を投げて、ノーヒット無失点でしたが、翌日は投手を代えざるを得ません。4回からカイケルが登板し、9回はヘンドリックスが登板するという、結果的に豪華な投手リレーとなりました。それなのに、9回にヘンドリックスがトランメルにホームランを打たれ、試合は敗れました。4番のアブレイユは死球が膝に当たり、試合途中退場ですし、踏んだり蹴ったりの試合でした。アブレイユがレントゲン検査の結果、骨折していなかったのは、不幸中の幸いです。

SEA 5, CWS 7 (JUN.27@CWS)

27日の第2戦は、先発投手の谷間で、どうなることかと心配しましたが、スイープは免れました。
メルセデスが2安打3打点と、久々のマルチヒットで、復調のきっかけになってくれると嬉しいです。

最終回の7回表に、ランバートが、ハニガーに3ランホームランを打たれて2点差に迫られた時にはヒヤッとしましたが、最後は、ヘンドリックスが抑え、20セーブ目。

MIN 6, CWS 7 (JUN.29@CWS)

対戦相手のMINツインズ先発は前田健太。MLBデビュー戦のギャビン・シーツが、MLB初ヒットを含む2安打、2打点の活躍があり、打線は7点を挙げました。メルセデス、ボーン、そしてシーツと、今年は野手の新人が活躍しています。ケガでヒメネス、ロバーツ、イートンなど、外野手が故障者リスト入りしていますが、新人でカバーしているところに、今年の強さを感じます。

投手陣は、ジオリトが6回を3失点とクオリティスタート。しかし、今年はブルペンがピリッとしません。マーシャルが2失点し、7対5と2点差にまで縮められ、9回はヘンドリックスが登板しましたが、死球、四球、暴投でピンチを招き、内野ゴロで1点を取られ、7対6の1点差で、2アウト3塁のピンチとなります。ヘンドリックスは、最後の打者キリロフをセンターフライに打ち取り、21セーブ目を挙げました。

MIN 3, CWS 13 (JUN.30@CWS)

この日は、ホームランを打ちまくり快勝しました。グッドウィン、ボーン、アブレイユ、シーツ、そしてグランダルが2本と合計6本のホームランが出ました。

この日活躍したグランダルですが、このブログでも何度か書いていますが、今年の成績は、かなり変わった成績です。この日時点で、打率.186と低迷しており、自身のキャリアでも最低な打率ですが、ホームランは14本あり、四球による出塁が多く、出塁率.388と高く、OPS.828もキャリア平均を大きく上回っています。2019年のMILブルワーズ在籍時には年間109四球を選んでいるので、その頃から選球眼が格段によくなったようです。

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MIN 5, CWS 8 (JUL.1@CWS)

MINツインズをスイープしました。これで今季のツインズとの対戦成績は8勝1敗で、前回に引き続きスイープと、ツインズをお得意様にしています。この日は、グッドウィンの先制ホームラン、同点に追いつかれた後のコリンズのホームランと、2本のホームランが決め手となりました。3日前にMLBデビューしたシーツは、この日もヒットを放ち、デビュー以来3試合連続ヒットを記録しています。

80試合を終えて

年間試合数が162試合ですので、レギュラーシーズンのほぼ半分が終了しました。この時点で48勝ですから、このペースで勝ち進めば、地区優勝は問題ないでしょう。8月に強豪との対戦が多く予定されているので、フロントには、トレード期限までに中継ぎ投手を補強していただき、8月の強豪チームとの闘いに備えて欲しいです。

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