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【CWS】Game141-146レビュー

レギュラーシーズンも残り16試合となりました。ホワイトソックスは、地区優勝が確定的なので、ポストシーズンに向けて、投打ともに調子を上げていって欲しいところです。さて、今回は、9月10日~9月16日に行われたBOSレッドソックスと、LAエンゼルスとの、本拠地での6試合を振り返ります。

試合結果

【vs. BOS】
[9/10]〇 4 - 3
[9/11] ● 8 - 9
[9/12] 〇 2 - 1
BOSレッドソックスとの対戦は2勝1敗。久々に勝ち越した感じがします。ランス・リンの復帰が朗報です。
【vs. LAA】
[9/14] 〇 9 - 3
[9/15] ● 2 - 3
[9/16] ● 3 - 9
先発のジオリト、ショートのティム・アンダーソンが故障者リストから復帰しましたが、LAエンゼルスとの対戦は、1勝2敗と負け越してしまいました。
この6試合では、先発投手のジオリトとリンが復帰したことが朗報で、2人がポストシーズンで先発ローテーションの中心になると、ポストシーズンでも勝ち進む可能性が高くなると期待しています。また、ティム・アンダーソンの復帰で、下記のような得点力の高いスターティングラインナップ組めるようになったことも、ポストシーズンでの戦いに弾みをつけます。
1.(遊)アンダーソン
2.(三)モンカダ
3.(一)アブレイユ
4.(捕)グランダル
5.(左)ヒメネス
6.(中)ロバート
7.(指)シーツ(or ボーン)
8.(右)ガルシア
9.(二)ヘルナンデス
それでは、各試合を振り返ってみます。

BOS 3, CWS 4 (SEP.10@CWS)

先発投手のロドンが、5回を投げて7奪三振、1失点で勝利し、12勝目をあげました。12勝は、ホワイトソックスではトップの勝ち星です。

打っては、アブレイユが本塁打で3打点をあげ、現在、ア・リーグでは単独トップとなる107打点を記録しています。

9回表は、ヘンドリックスが1イニングを無失点に抑えて、ア・リーグトップの34セーブ目をあげました。

先発投手が好投し、主力打者がホームランで打点をあげ、クローザーが1点差を守り切るという、理想的なゲーム展開でした。

BOS 9, CWS 8 (SEP.11@CWS)

3回表に先発のシーズが、トラビス・ショウに3ランホームランを打たれて、2対7となった時点で敗戦を覚悟しました。しかしそこから、4回裏にロバート、モンカダの二塁打で7対7の同点に追いつき、5回裏にグランダルのホームランで、8対7と逆転しました。

ここまでは良かったのですが、その後追加点が奪えず、8対9と再逆転され、延長戦の末敗退。

BOS 1, CWS 2 (SEP.12@CWS)

先発投手のランス・リンが、故障者リストから復帰し、5回を投げて9奪三振、無失点の好投。復帰後の初戦ですので、5イニング70球で降板しましたが、投球内容が素晴らしく、安心しました。ポストシーズンに向けて、戦力が整ってきました。

試合は、6回裏にロバートのタイムリーで、1点を先制したものの、最終回の9回表にキンブレルが二塁打と2つの四球でピンチを招き、犠牲フライを打たれて、1対1の同点にされてしまいました。
しかし9回裏、ガルシアがセンターへホームランを放ち、サヨナラ勝ち。

心配なのは、キンブレルです。この日も1点を失い、セーブのチャンスを逃しました。直後にサヨナラホームランが出て救われましたが、トレード前のカブスでは、防御率0.49、WHIP0.709と素晴らしい投球内容でしたが、ホワイトソックス移籍後は、防御率5.82、WHIP1.353とかなり悪化しています。下記が今季移籍前後の成績比較になります。ポストシーズンに向けて、復調を期待します。

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LAA 3, CWS 9 (SEP.14@CWS)

先発投手のジオリトが、故障者リストから復帰し、4回を投げて8奪三振、3失点。4イニングで2本塁打を打たれて3失点なので、素晴らしいとまでは言えませんが、8個も三振を奪う投球でしたので、悪くありません。
また、ショートのティム・アンダーソンも、故障者リストから復帰し、ヒットも打ちました。下のツィッターは、9月14日の先発ラインナップです。

また、ブルペン投手陣では、カブスから移籍してきたテペラが、右人差し指の裂傷で、故障者リスト入りしましたが、代わりに中継ぎ左投げ投手のフライが昇格してきました。こうしてみると、ポストシーズンに向けて、かなり戦力が整ってきました。

LAA 3, CWS 2 (SEP.15@CWS)

敗戦となりましたが、収穫のある試合でした。
先発投手のカイケルが、6回を投げて2失点と、久々のクオリティスタート。与四球5個とコントロールに課題が残りますが、これを契機にポストシーズンに向けて調子を上げて欲しいです。

グランダルが、ケガで離脱する前の6月16日から続けている連続出塁記録を、30試合に伸ばしました。
この記録が始まる前は、打率.149と、かなりの低打率でしたが、四球が多く、出塁率は.386と、高く保っていました。ケガから復帰後、打率も上がり、9月15日現在、打率.237、出塁率.416まで成績を上昇させてきています。

LAA 9, CWS 3 (SEP.16@CWS)

先発投手のロペスが、4イニングを投げて7失点では仕方がありません。

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