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好きな映画について書きます -最近観返した映画編-

どーもこんにちは。

今日は久々に趣味の話しようと思います。

自称筋金入りの映画好きなワタクシは、多いときは1年で200本超くらい映画観てた時期がありました。単に暇だっただけなのですが…

ところで、ジンバブエに来る前は電気まともにあるうちに色々映画見返しとこうかなと思って、好きな映画を何本か見返していました。

実際電気もなければインターネットも従量課金制な上値段もバカみたいに高いので、大方この読みは当たったと言えます。最近ほとんど映画観れてなくて少し寂しいですね。

というわけで今回は出国直前の日本で見返した僕の好きな映画をいくつか紹介します。ネタバレ無しにしてますがその辺厳格な方はスキップください。目次からそれぞれの映画に飛べるようにしてあります。

ではさっそくいきましょう。

エターナル・サンシャイン

元恋人の記憶を外科的な方法で消してしまうというSFっぽいラブストーリー

で結局どうなるのっては実際映画観てのお楽しみなんですけど、人間の記憶とか人間の内面的な本性についていろいろ考えてしまうと思います。

協力隊の訓練所の宿題で今までの全ての記憶を忘れる薬と全てを思い出す薬があったとしたらどっちを飲むかみたいなWould you rather的なテーマでショートエッセイを書くってのがあったんだけど、その時にこの映画を引用しました。

あと、見返して思ったけどジム・キャリーって本当に良い演技するんですね。ポスターにもなっている湖のシーンと中華料理店のシーンがお気に入りです。

イエスタデイ

もし、自分以外の皆がビートルズを知らない世界になったら?というアイデア一発ラブコメ映画。

売れないミュージシャンのジャックがとある事故にあったことをきっかけに自分以外の人がビートルズを知らない世界になってしまい、ビートルズの曲を自分で歌ってバカ売れしていく。で、幼馴染でマネージャーのエリーとの関係が…みたいな話

画角とか色彩とかがモロトレイン・スポッティングスラムドッグ・ミリオネアだったりしてダニー・ボイルのブリティッシュジョーク満載のラブコメが観れる日が来るとは…と感動した思い出

ビートルズ好きな人は本当に毎秒楽しいと思います。The Long and Winding Roadって本当に良い曲ですよね。ストーリーラインが陳腐なラブコメの域を出てないのも逆に知的で良かったと思った。

あと、waterのくだりが最近バズってましたが、本当に彼らはtを発音しません。

グッド・ウィル・ハンティング

心に傷を負ったウィルハンティングという青年と失意に喘ぐ心理学者とのセラピーを通した交流に焦点を当てたお話。

このウィルがめちゃめちゃ頭が良いという設定で、痛快なシーンがたくさんある。かっこいいんですよねー。

たしかベイビー・ドライバーエドガー・ライトがあんな脚本は俺には書けない、頭が良い奴が書いた脚本だみたいなことを言ってたような気が。それ聞いた時はウケたなあ

僕もこういうインテリが鼻につく良くできた話が大好きなので何回見ても本当に楽しい。

若かりし日のマット・デイモンが見れます。あとてか普通に泣けますよ。

(500)日のサマー

サマーとの500日間を描いたラブストーリー。

運命を信じるとトムと、運命を信じないサマーとの恋愛模様を描きます。

サントラがすごく良いので音楽好きな人はオススメです。

久々に観てみたら急に挿入されるミュージカル調のシーンとかアニメーションとかがめちゃくちゃ自然でかわいくてこりゃ天才的だなと思いました。

たしか脚本家のLSE時代の実体験を元にしているらしく、話としてそんなに浮世離れしてないからこそウケたんでしょうね。

ラブ・アクチュアリー

ジンバブエへ来る時の飛行機の中で観ました。クリスマスが隔離だったこともありその反動でつい…

クリスマス前夜のロンドンを舞台にいろんな人々の恋愛模様を描きます。

群像劇って言われてるけど個人的には群像劇でもなんでもないただのコラだと思ってるんですけどやっぱり見返すと楽しくて良いですね。

やっぱりプラカードのシーンが好きですね。

てかやっぱりリチャード・カーティスがどうしても好きなのかなあ俺は…

マンチェスター・バイ・ザ・シー

おじさんと甥っ子の交流を描いたヒューマンドラマ。まあ本筋はそこだけじゃないんですけど詳細は観てからのお楽しみです。

なんかいつもつい比べてしまう映画がクレイマー・クレイマーで、こっちは全然好きじゃ無いんですけど逆にクレイマー・クレイマーの反省が全てこの映画で活かされている気がしてるんですよね。あくまで"勝手に"です。子供側の描き方とかがすごく本人目線だし

わりと、笑いあり涙ありなかんじの話です。

なんか色々振り返ってみると仕事とかでしんどい時とか悩んでた時に限って映画ずっと観てた気がしていて、とりわけ映画の中に散りばめられるユーモアに救われていた気がしているのですが、この映画はまさにその意味で当時も自分のお気に入りだったし、その場ではクスッと笑ってしまうだけだけど映画観た後に振り返るとその一つ一つが心温まって微笑ましいシーンだったなってほっこりするようなユーモアがたくさんあります。

監督のカメオが爆笑ものです。あれアドリブなんじゃ無いかしら…

ブレードランナー2049

サーリドリースコット監督のマスターピースの続編です。

レプリカントと呼ばれるアンドロイドが人間の労働力として酷使される近未来で、人間に離反したレプリカントを抹殺するブレードランナーという部隊についての話。の続編。

池袋の新文芸坐で昔見たんですけど最高でした。できれば重低音爆音で流してくれる映画館で観ることをオススメします。

アンドロイドとは何かということを問うのの裏返しで人間とは何かについて観終わった後は思いを馳せることと思います。

素晴らしいSF作品って何年経って技術革新が進もうとも色褪せない良さがあると思うのですが、この作品もそうなるんだろうなと思います。ちょっと寝かせて10年後とかにまた観たいな。

この映画出たあたりの時ドゥニ・ヴィルヌーヴハマって色々作品観て大好きだったんですけど、直近のDUNEでわりと興醒めしました。

ビッグリボウスキ

本当に好きで何回も観返してます。

LAに住む平和主義者で怠け者のデュード(ジェフェリー・リボウスキ)が、自分と同じ名前の大富豪に間違えられたことをきっかけに珍事に巻き込まれていく、というコメディー。

ノー・カントリーファーゴ等でお馴染みのコーエン兄弟の映画です。わりと初期?

主人公デュードの台詞が大好きで覚えて口ずさんだりしてました。

途中挟まれるサイケな映像が良いです。あとこんなに爆笑しながら観れる映画もそう無いと思います。

クラウドアトラス

マトリックスシリーズのウォシャウスキー姉妹とトム・ティクヴァの合作映画です。

200年にわたる自由と解放の群像劇。昔観たときはそうでもなかったんですけど、最近観たら強権的な体制や不正や差別に屈しようとしない人々の姿にとても感動しました。

もともと神のゆらぎとかクラッシュとかマグノリアみたいな群像劇が好きでよく観てたんですけど、この作品は時系列もごちゃごちゃになっていて見応えがあり、結構楽しいです。

有名らしくて読んでみたいなと思ったので今原作を読んでますが、やっぱり面白いです。


はいということで、今日は雑談でした。それではまた!

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