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WHYを考える『はじまりはゲイン、おわりはギブ』

私の入っているBNI(Business Network International)では、毎週行われる定例会があり、それらは世界中で同じアジェンダで開催されています。今回の「始まりはゲイン、終わりはギブ」のトピックでは、定例会の2つの部分について話しています。

定例会の前半では、メンバーがウィークリープレゼンテーションを行います。自分自身、自分のビジネス、自分のニーズについて話す時間であり、そのために'ゲイン'という言葉が使われます。それぞれのメンバーが仲間から利益=紹介を得るための瞬間です。

「エンドはギブ」は会議の後半部分、いわゆるリファラール報告の部分です。ここでは、自分ではなくて、他人に対する提供についてす話します。この部分では、他のBNIメンバーにリファーラルや推薦の言葉を提供することに焦点が当てられます。

しかし、この後半部分で本来の意図から逸脱する傾向が一部のチャプターで見られ、そこでは、リファーラルや推薦の言葉を提供する代わりに、一部のメンバーはこの時間を自分たちが完了した1対1のミーティング(ワン・トゥ・ワン)やチャプター教育ユニット(CEU)の報告に使っています。

しかし、「ギブ」の部分を本来の目的通りに保つことが重要で、これにより、定例会のリファーラル報告の部分をその本来の目的であるリファーラルや推薦の言葉を提供するための時間として保つことができます。良い推薦の言葉の必要な特性は、①真実性、②具体性、③使用前後のシナリオ、④結果の指向性、⑤文脈上の関連性があります。

そして、このような定例会のアジェンダが出来上がっている「WHY」に注目することで、効果的なリファーラル・マーケティングを実践することができると考えられます。

ゲインで始まり、ギブで終わる
BNI OFFICIAL PODCAST Episode 814
"Start with Gain, End with Give"

https://www.bnipodcast.com/2023/06/21/episode-814-start-with-gain-end-with-give/


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