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ハーレクインズがセール・シャークスに勝利

ハーレクインズが5ヶ月ぶりに再開したプレミアシップで勝利を挙げました。

前半は、クインズのフライハーフ、マーカス・スミスが3本のPGを決め、9-0で折り返しました。後半開始3分にシャークスはバイロン・マクギーガンがコーナーにトライを決めますが、前半からスクラムで優位に立ったクインズは、56分にHOスコット・ボールドウィンがトライを決め、16-9とリードを広げます。その後、シャークスはロブ・デュプレアに代わったAJ・マクギンティーがペナルティーを決めますがゴールラインは遠く、最終スコアは16−10のまま試合終了を迎えました。

シャークスの10番ロブ・デュプレアは、前半に2本のPGを外してしまうなど精彩を欠き、HB団を組むファフ・デクラークも目立った活躍をできませんでした。他方、クインズのSHマルティン・ランダホはテンポよくボールを捌き、マーカス・スミスはキックを有効に使いエリアを獲得しました。

シャークスは被ターンオーバーが12、ペナルティーが19に上るなどミスからチャンスをものにできず。期待をされたマヌ・トゥイランギとサム・ヒルのミッドフィルダーのコンビでしたが、チームに勢いを与えることができませんでした。

エディー・ジョーンズ、ジョン・ミッチェル、マットプラウドフットのイングランド代表の首脳陣が見守る中、最も目を引いたのはマーカス・スミスでした。21歳のマーカス・スミスは、前半には巧みなキックパスを見せるなど司令塔として試合をコントロールしました。2023年までイングランド代表でプレーすることをエディー・ジョーンズに期待されているPRのジョー・マーラーはスクラムで強さを見せました。

この試合でクリス・アシュトンがクインズデビュー。トライチャンスはなかったものの、シーズン中断前にはシャークスでトップトライスコアラーだったアシュトンには期待が高まります。クインズのトップトライスコアラーだったゲイブリエル・イビトイェが仏TOP 14のアジョンに移籍しましたが、存在感を示したマイク・ブラウン、ネイサン・アールの復帰は残りのシーズンに期待を与える材料となりました。

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