ただおいしいものを紹介したい
はい。
ただ美味しいものを紹介します。
①希須林の「坦々麺」
この麺と出会ったのはちょうど一年前。
部署異動があり、
オフィスが都内になった。
綺麗なブランドの店、
映え系のカフェが立ち並ぶその街に
ひっそりと小汚いビルに入った
「希須林」は中華の名店。
同じ部署のお姉様方が
愛する「麺」として紹介されたのが、
この坦々麺。
なーーーーーーにせ、
スープがめちゃくちゃクリーミー。
坦々麺なるもの、豆乳のクリーミーさがないと、
お話にならない。
そしてこの坦々麺は、
クリーミーなのにスパイシーも攻めてる。
山椒系ではなく、唐辛子系。
辛い系には分類できないけど、
食べた後に「アレ?思ったより辛かったかも?」
と、さっぱりした辛さが残るのも余韻。
コレを食べた後、
オフィスで激しい睡魔に襲われるところまで、
しっかりしたランチセット。
②CoCo壱の「チキン煮込みカレー+納豆+ハーフほうれん草 5辛 200g」
カレーが好きだ。
「今週ずっとカレーだぜ?」と言われたら、
『え?いいの?』って
即答するくらいカレーが好きだ。
そしてカレーの良いところは、
一口に「カレー」と言っても、
その種類と出どころと風味は星の数ほど。
その星の数ほどのカレーの中で、
もしも一生コレしか食べられない!と言われたら、
私は「自分が作るカレー」と、
コレで悩むと思う。
「チキン煮込みカレー 納豆 ハーフほうれん草トッピング 5辛」
このカレーを
通算100回以上食べてると思う。
おススメカレーランキング教えてください!
と言われたらコレを一位にしてしまうと思う。
言う前に反省している。
CoCo壱のカレーは
様々なカレーの中のど真ん中にあるような気がしている。
家のカレーっぽいような気もして、
違う。
スパイスカレーかと思うと、
全然違う。
なんだかんだで、
CoCo壱しかない、この味。
普通のカレーっぽいのに、
普通のカレーで全くないところ、
普遍と特別が詰まってて奥深い。
そして、めちゃくちゃ辛い。
10辛まで設定できるのに、
6辛で結構鼻水が出る。
自称辛党だが、かなり、攻めてる。
そして納豆と強烈に合う。
もしも「納豆とカレー?は?」と
思うけど、ちょっと気になる方は
ぜひCoCo壱ではじめての納豆カレーを。
③自分で作った「ミートソース」
昔、母が実家でよく作ってくれた、
「明らかに具が麺に絡まないミートソース」
当時、いつか麺に絡むミートソースを、
と思ってお店でミートソースを食べた。
全然美味しくなかった。
ミートソースは麺に絡めばいいってもんじゃない。
学んだ。
肉が余るくらい入ってるから美味いんだ。
お母さん、ごめん。
というわけで、
あの味を再現するべく一人暮らしになって
力を入れたのはミートソース作りだった。
もちろん、
合い挽き肉たっぷり。
そして母が作ってくれたものより、
よりアップデートさせたいのは
「玉ねぎの旨味」
母として美味しいが手早く、ということが
ポイントであったお母さんとしての
ミートソースではなく、
こちとら独り身、玉ねぎは時間をかけて
死ぬほど炒める。
いわゆる「焦げてんじゃね?」に近い、
飴色まで攻める。
これで旨味が5000倍変わる。(私調べ)
そして意味があるのかないのか、
私は醤油をちょっとだけ入れるのが隠し味だ。
なんとなく深みが増しそうな気(気分)がする。
とりあえず合い挽き肉をたっぷり入れて、
玉ねぎをたくさん炒めれば
劇的にウマイ味にだいたいなる。
麺で食べるのもいいけど、
フリッジのようなクルクル型だと、
ひき肉が隙間に入ってより美味しい。
バターを絡めるとなおよし。
今はもう一つ楽しみ方として、
「みじん切り」がある。
ストレスが溜まった時、
悶々とする時、
何もかもやめたい時、
みじん切りをすると無になれるので、
ミートソースは最適。(餃子もいい)
そして無が詰め込まれたミートソースを
絡まない麺と共に口いっぱいに頬張る。
人生はこれでなんども
リセットされてきた気がする。
絡まないミートソース、
これからもよろしくな。
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