ムショク

雑記、時系列無し

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文庫本でしか読書が出来ない私の読書の秋2021

今まではただ単純に好みの話であって、出来ないも何もないと思っていたが、時間を有り余らせながらも一向に読み進められない目の前の一冊の本を見るにこれはそういうものなんだろうと思い至る。 大沢在昌著「新宿鮫Ⅺ 暗約領域」帯の通り前作絆回廊から8年ぶりの新作、密造銃のスペシャリスト木津と桃井のラストシーンが忘れられない1作目「新宿鮫」が1990年発行となり、現在連載中の「黒石」まで21年間続く説明不要の超人気シリーズだ。シリーズ11作と短編集1冊が発行されている、きっかけは忘れたが

    • いくつになってもどんなになってもカッコつけたがる

      特にここ最近は乃木坂46ばかり聞いている。サブスク配信されているから手を出しやすく、あっという間にほぼ毎日乃木坂漬けだ。先日旅行で旭川に行った道中は「サヨナラの意味」を聞き続け、泣いていた。そして何よりみんなかわいい、一度興味が向けば日に日にメンバーに詳しくなっていく、そして日に日にみんな卒業していく、全くついていけない。世の中の時間は若く美しく、そして輝く人たちを中心に流れていることを否が応でも突きつけられる。 生来の天邪鬼が祟って思春期の殆どを海外のよくわからない音楽に

      • 蒸されてきた

        「黙蒸」と書いてある。当たり前のような顔で目立つところに貼られているが新しい言葉だ、だが何となくというか言いたいところは解る。入り口には「黙浴」。 コロナ以降不特定多数の出入りする公衆浴場では至る所に貼られている、誰が考えた言葉なんだろうか、新しい日本語だ。 「風呂ぐらい黙って入れ」コロナによって好転した珍しい例の一つだろう。コロナ以前、今日のサウナブームより前はサウナ室内の会話なんて当たり前だった。知り合いとのちょっとした会話ならまだいい。知らないおじさんに話しかけられ

      文庫本でしか読書が出来ない私の読書の秋2021