「弱くて優しい奴の人生は過酷だ」

その通りだと思う。
自分のことだ。

全員嫌いだと思った、こんな人生なんてくそだと思った。たくさん使ってきた優しさは自分を救わなかった。
でも、結局全部自分の弱さが引き起こした結果なのだと思った。

自分が好きな人たちから嫌われたくなかった。人に好かれる方法がわかるのに、わざわざそれを無視してまで自分を押し通す意味もメリットも私にはわからなかった。
弱く、優しく生きることは私にとってこの世を生き抜いて自分を守る手段だった。

でも結局長い目で見たらそれは自分を不幸にする道だった。

私はあまりにも、自分で勝手に自分を犠牲にすることに慣れすぎてしまった。何よりも目の前の相手の機嫌を取ることが大事だった。そうしたら目の前の人は私を好きになってくれることが多いし、それは自分のことを攻撃しない人になるということと同義だ。
傷つけらることが、あまりに怖くてたまらなかった。

人に甘えて生きたいと思ってきた。人と触れて生きたいと思ってきた。甘やかされたいと思って生きてきた。

これ以上、自分を不幸にする道を選ぶのはやめろ。

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