17・ #ウクライナ戦争の嘘 #佐藤優 #手嶋龍一 (現時点で公開)



16番を書き終えたまま、佐藤先生の著作 #ウクライナ戦争の嘘 #グローバルサウスの逆襲 。 を読んで、頭の中で寝かせていました。
そして、連休前に帰阪しました。
進まぬ能登の復興に、政治家は最後は喧嘩なんだよ、と鈴木先生がおっしゃられた意味を思い出します。
そして、どこまでも個人主義で、そして、3回羊の顔をはがされると陰湿になってしまう自分の性格を反省しながら、鈴木先生のように、前を向ける強さを羨ましく思います。

一方で、佐藤先生の動画の過去ログをあさっていて、善悪と勝敗は別問題という文言を見つけ、自分には自分のやり方で、自分の人生を全うすることと、先生方のお邪魔にならない範囲で、著作によって自分の命を救って頂いた先生方の思いを遂げるお手伝いが出来たらと思うだけです。
もちろん、秘書さんのアドレスにはいれてますが、公開版はしょせん公開版で、おもちゃです。

手嶋龍一さんが聞き役に回るほどに、佐藤先生が神懸っているわけで、詳細は全ての人がチェックペンをもって読むべきというのが正解でしょうが、最近の東京大地塾が微妙にしゃべらないことや触れないことがインテリジェンスであるように、この本にも触れてない箇所がインテリジェンスであると思います。

一つは、モサドの劣化、ネタニヤフへの連絡経路の機能不全という物語の真偽です。
文章に目を通しながら、2001年の911の表の物語に酷似していると思いました。
実はシグナルはあったけど、わざとやらせて、攻勢に出たのではないか?
もちろん、政治的に問題があるので、そのような文言にはなりませんが。
イラクで核兵器は見つからなかった。
なにか、大坂の陣の国家安康君臣豊楽を思い出します。
何かもっと深い仕込み。

1-2割の出身が旧ソビエトのユダヤ人という意味で兄弟国家でもある、ロシアとイスラエルと、属国や近隣国のシリアをめぐるいびつな関係。
イスラエルのユダヤロビーという意味ではアメリカも兄弟なわけですが、このいびつな兄弟げんかの内在論理の掛け算。

そして、エフライムハレヴィの訪朝も過去の文書にありましたが、イランと北朝鮮の関係性。
あとは、北朝鮮核の資金源という本に譲りましょう。
大前研一の言うところの、インビジブルコンチネントは様々な情報を一瞬でつなげる方策を作りました。
時間距離、心理距離、その他、大きく変わりました。
思ったより早い核武装。
それを、自国から離れた土地でやってほしい、アジアや環太平洋の国家群の願い。

一方で、それに引っかかったイスラエルという物語も、絶対ではなく、このタイミングで、自国周囲の政治状況を動かしておくことで、生存を図った可能性。
佐藤先生の著作で、エリツィンの支持率が下がりすぎた共産党のくだりがありましたが、イスラエルだけが政治的に不安定なわけではない、という問題があります。
そのへんは、僕はカンや着眼点が当たることはありますが、佐藤先生や手嶋さんと言った、本物のその筋の人の解説を待ちたいと思います。

実は、イスラエルや関連国家に、政治でも科学でも、頭の切れがやばい奴が出現していたら、というシナリオは用意しておくべきだと思います。
Z会の、長文を使った単語帳にまだ掲載されているかわかりませんが、巨人の肩に乗るという比喩であらわされる現代人がいます。
知識や権力の比喩としての巨人。
そこに、様々な、意図や修飾が加わっています。
多くの人間は、自分の巨人や他人の動かす巨人に振り回されるだけですが、中には、アムロレイやカミーユビダン、ジュドーアーシタ、あるいはプルやプルツーのようなニュータイプや強化人間のたぐいが生まれてきます。
ましてや、イスラエルはずっと戦場を周りに持ってましたしね。

善悪の概念を崩す、暴力という名の正義。
ロシアではEUやアメリカから供与された戦車の戦利品の展示をやっているそうですが、これは、裏を返せば、開戦前から庶民の大半の軍事知識は動いてないという証拠です。
暴力は暴力だけでなく、認識を伴う金と政治の問題もあります。
先日の宿で、自称プロボクサーに絡まれましたが、沢村栄治を知らないからできることで、羨ましく思いました。
警察に軽く告げて、問題を起こさせないようにしましたが、多分、庇われたことに気付いていないと思います。

少し似ていて、第三次世界大戦の回避というサブタイトルには主語や目的語が抜けているわけですが、激戦区は今後まだどこになるかという段階なのではないかと思います。
2024年5月5日21時16分。

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