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SAQ(speed/agility/quickness)

[スピード]

スポーツ界においてはあいまいに使われることが多い。
・陸上におけるスピード(疾走、走行スピード)
移動運動におけるスピード(早く走る能力)
speed
・球技種目におけるスピード
(方向転換、切り返しスピード)

方向転換や切り返しにおけるスピード
(素早く方向転換をする能力)
agility
・盗塁におけるスピード
(反応スピード、リアクションスピード)

刺激に反応して動作を始めるまでの能力
素早く反応する能力
quickness
陸上におけるスピードの評価方法
[スプリント能力]
全力疾走の速さ、スピード
評価方法
50m走 ・速度計測
球技におけるスピードの評価方法
[アジリティ能力]
盗塁におけるスピード評価方法
[クイックネス]
刺激に反応して動作を始めるスピード
評価方法
全然反応時間

2,SAQトレーニング

①スピードトレーニング
疾走速度
=ピッチ×ストライド
ピッチ(一秒間に何歩進めるか)
ストライド(一歩で何m進めるか)
ピッチが重要
・ピッチを高めるトレーニング
①脚を素早く振り上げ(股関節屈曲)
股関節屈曲/腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)
②脚を素早く振り下ろす(股関節伸展)
股関節伸展/大臀筋、ハムストリングス

①アシステッドスピードトレーニング
(オーバースピード)
②ミニハードル走

ストライドを高めるトレーニング

ストライドを長くしようとして大きく前に接地すると床反力がマイナス方向へ作用するためブレーキのような力が発生する
①ウォールドリル

アジリティ能力、クイックネスを上げるためには、段階的に導入していくこと
STEP-1
適切な動作スキルの獲得
獲得したい要素
・加速及び減速の正しい動作
・多方向への方向転換動作
STEP-2
動作スピードの向上
獲得したい要素
・加速及び減速の正しい動作と、その動作スピード
・多方向への方向転換動作と、その動作スピード
STEP-3
反射(反応)に対応した動作スピードの向上
獲得したい要素
・加速及び減速の動作スピードと、反応スピード
注意点
・実施時間の確保
数分もしくは数回実施しただけでは効果はない
・疲労レベルの把握
→ベストコンディションで行わないと向上できる見込みは薄い


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