体温を上げる

体温を上げる方法はいくつかあるが、その前になんで体温が下がるのか考えてみることにする。

現代人で多いのがストレス。どうしてストレスで、体温が下がるのか。

① ストレスを受ける。

② 身体が硬くなる。

③ 身体が硬い=筋肉が硬くなる。

④ 筋肉が硬くなると中を通っている血管が小さくなる。

⑤ 血管が小さくなると、血液の流れが悪くなる。

⑥ 血液の流れが悪くなると、体温が下がる。

⑦ 血液の流れが悪くなると、老廃物が排除されない。

⑧ 血液の流れが悪くなると、酸素が供給されない。

⑨ 血液の流れが悪くなると、栄養が供給されない。

血液は、酸素と栄養素を細胞に運び、細胞の二酸化炭素と老廃物を排出する働きと、体温(熱)を運んでいる。
足湯で身体がポカポカするのは、血液の循環の働きです。


次に多い原因が、運動不足です。

運動する事により血液の循環が促進され体温が上がる。特にふくらはぎの動きがないと下半身に行った血液が心臓に戻れません。血管の中の静脈(心臓に帰る血管)の中には逆止弁が付いていて、血液が逆流しないようなっています。この逆止弁を動かしているのが筋肉です。


エコノミー症候群は飛行機で長時間座って運動しないために起こるのです。


一時間座って作業したら、5分くらい歩けば体のためにいいのです。


筋肉の中で重要な働きをしているのが、ふくらはぎの筋肉です。下半身に降りてきた血液をふくらはぎの筋肉が動くことにより、血管を収縮・拡大させ心臓に押し戻しています。

牛の乳しぼりと同じ動きなので、ミルキングアクションと呼ばれています。

ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれるのはこのためです。


米ハーバード大学の調査で、『週2.5時間のウォーキング習慣を続けることで、平均寿命が3~4年延びる可能性がある』という結果が発表されています。

毎日30分歩くだけで健康になれるということです。

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