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【公務員向け】職務経歴書の書き方講座

本noteの概要

 ・公務員からの転職について解説します
 ・職務経歴書に記載する内容が理解できます
 ・文章作成のテクニックがわかります
 ・実際に書類選考を通過した私の事例を公開。真似してOK。

こんにちは、はやたです!

自己紹介する著者の写真

この記事を書いている僕ですが、「31歳」「地方公務員(県庁)」「コロナ禍」という三重苦の中で内定を4つ獲得し、現在はWebマーケティングの仕事をしています。

過去の私もまさに今のあなたと同じで、公務員からの転職をするべく様々な情報をネットで調べていたのですが、情報が本当に少なく苦労しました。

【職務経歴書の作成に1ヶ月半かかった話】

私はプログラミングスクールを卒業しておりまして、専属コンサルタントと職務経歴書の添削を8回行いました。

職務経歴書の作成に想像以上に時間がかかり、結果として転職活動の開始時期が遅くなったのです。
大体1、2週間で出来るだろうと思っていた私にとっては大きな誤算でした。

【ふつうの書類通過率は1割】
公務員からの転職希望者は、書類選考の通過率が1割程度と言われています。

適切な作業ができていないと、大変な苦労をすることに・・・↓↓

コンサルから厳しく指導を受けた私はエンジニア・Webマーケ職で平均3割程度の通過率でした。(応募先は経験者向け求人です)

このノウハウを共有することで、あなたが職務経歴書に注ぐ時間を大幅に減らし、書類通過率も向上させることができると考え、教材を作成いたしました。

正直、公務員は能力はあるのに、転職を思いとどまっている方が多くもったいないと感じています。元・同業者としてあなたのように行動力がある方の後押しをしたい、という思いです。

【お値段は「980円」です(前半無料)】

セールスする女性

正直、めちゃめちゃ安いと思います。私がプログラミングスクールに数十万払って得たノウハウを公開するわけなので・・・。公務員からの転職は情報が希少ですし。

あとは他のnoteと比べても良心的価格に設定しています。こちらも同じく職務経歴書に関する有料noteですが、3,300円となっています。

【複数の特典も用意しました】
・実際に使用した職務経歴書をプレゼント
・併せて履歴書もプレゼント


ほぼ無加工で配布します。

申し訳ない気持ちですが、僕自身も情報公開のリスクを取っているので、有料化させてもらっています。

【⚠️購入前の注意点⚠️】
・志望会社の書類通過は保障できません

読者の方にこんなことを言うのもおこがましいですが・・・念のため。
志望している会社の書類通過は保障できません。なぜなら、職務経歴書を作るのはあなた自身だからです。「大手予備校に入ったら、第一志望の大学に受かる」というわけではありません。

とはいえ、今まで全くわからなかった職務経歴書(公務員から転職バージョン)の完成イメージが見えてくることは保障できますよ。

【教材を部分的に無料公開】

教材の質が気になる方も多いと思いますので、前半(第1章〜第4章)は無料公開します。
「お、これは有益な内容だな」と思っていただけたなら、購入してもらえると嬉しいです。

第4章まででも基礎は理解できますが、実際に使用した職務経歴書のダウンロードは購入者のみの特典としておりますので、ご容赦ください。

第1章:公務員からの転職を理解する


初めに、公務員の転職そのものについて話をします。
「公務員からの転職は難しい」と聞いたことがあると思いますが、その理由はわかりますでしょうか。

理由は2つあって、下記の通り。

・企業は経験者が欲しい
・公務員は募集職種の経験がない

ほとんどの企業は、上記の通り経験者を求めて求人を出しています。一方で私を含め公務員からの転職を成功させている人たちもいます。

それは全ての企業が経験者しか採用をしないわけではなく、「経験者がベストだけど、未経験でもポテンシャルがあれば採用してもいい」と考えている企業が一定数あるからです。

【実際に私に内定を出してくださった企業さんからのコメント】
「最終面接ははやたさんと経験者の2人で悩んだ。最終的には、はやたさんは学習意欲の高さが際立っていたので、今後の成長を見込んで内定を出しました。」

転職活動イメージ図


つまり、未経験者を受け入れてくれる企業の採用担当に刺さる職務経歴書を作ることが必要です。

次章からは、この公務員が抱えるハンディキャップを踏まえつつ、どのような職務経歴書を作り上げるか、内定を複数勝ち取った事例をもとに解説していきます。

【補足】
「未経験でも採用してくれる」というのは、未経験を積極採用しているわけではありません。求人の上では「必須経験」を必ず挙げています。

第2章:職務経歴書に記載する内容5つ

職務経歴書に記載する内容は5つです。

1:職務要約
2:職務経歴
3:活かせる経験・知識
4:(職種名)になりたい理由
5:自己PR

このうち、重要度が高いのは「活かせる経験・知識」と「(職種名)になりたい理由」です。(職種名とは「エンジニア」「不動産コンサル」などを指します。)

【職務経歴が最重要じゃないの?】
公務員からの転職って、要は異業種転職なんですよ。だから前職の職務経歴自体はそこまで重要視されていないんです。

具体例を出すと、「公務員→エンジニア志望」「飲食店勤務→エンジニア志望」もエンジニアの面接官から見たら同じカテゴリ(未経験者)になります。

要するに、業務外でどんなことに挑戦していたのか、ポテンシャルがあるのかを示すことが求められます。それを示すために、「活かせる知識・経験」が必須になるのです。(第5章以降で、実際の事例を見ながら学んでいきます)


【志望動機は不要】
志望動機は面接で答えれば良いので、職務経歴書では記載不要です。
実は志望動機って面接の場では大して掘り下げられません。

それよりも「なんでこの職種を選んだのか?」について圧倒的に掘り下げられます。

もちろん、「志望動機も書くべきだ!」と考える人もいるかもしれませんが、書類選考の段階で会社ごとに志望動機を考えていたらキリがないので、記載不要です。

「(職種名)になりたい理由」を書くことで差別化も図れますので、重要なポイントだと覚えておいてください。

第3章:職務経歴書の方向性を決める

職務経歴書には、自分が書きたいことを書くのではなく、企業が求める人物像に近い人物だとアピールすることが必要です。

【会社が欲しい人物像をつかむ】
企業が求める人物像は、求人票を見ることでつかむことができます。

<求人票の例↓↓>

求人(Webマーケ会社).001


上の画像は、あるIT系会社の求人の抜粋です。

一応文字で起こすと、下記の通り。

【必須要件】 
 下記いずれかの経験。
 ・HTML/CSSを使ったコーディング業務の経験 
 ・Google Analytics等を使った解析業務の経験 
 ・WEBサイト等の運用保守の経験 
  
【求める人物像】 
 ・自発的な情報発信と主体性・当事者意識 
 ・コミュニケーション力 
 ・誠実さ、真摯さ 
 ・基本的な論理的思考力、読解力 
 ・時間管理能力(優先付け、期限など)

イメージとしては下記画像のような感じですね。

IT企業が求める人物像

この求人に応募する際は、プログラミングの経験と合理的な思考力の持ち主だということをアピールすることが必要だとわかりました。

求人票は待遇や仕事内容の詳細の方にばかり目がいきがちですが、求める人材について詳細に記載をしてくれています。

職務経歴書には、自分がアピールしたい内容ではなく、企業がアピールして欲しい内容を記載しましょう。

第1章から第3章まとめ

今までの話をひとまずまとめると、職務経歴書の作成イメージは下記の通りです。

まず、求人票をチェックして職務経歴書で描く人物像を考える。

【職務経歴書に書く内容】
1:職務要約
  →求める人物像と合致するように書く
2:職務経歴
  →求める人物像と合致するように書く
3:活かせる経験・知識(重要)
  →必須経験に関する経験を書く
4:「職種名」になりたい理由(重要)
  →必須経験に関する経験と求める人物像に絡めて書く
5:自己PR
  →求める人物像と合致するように書く



上記のイメージを持って、職務経歴書を作成していきます。

第4章:文章作成のテクニック

第4章では、職務経歴書でわかりやすい文章を作るためのテクニックを2つ解説します。
【①数字を使う
読み手がイメージをしやすくするため、数字を使いましょう。

数字が大切なことくらいわかっているけど、公務員の仕事で数字化できるものなんてない


という声が聞こえてきますが、大丈夫ですよ。
下記のツイートをみてください。


成果を出せない、職務経歴書に書くことがないと嘆くあなたへ

スーパー公務員みたいに観光客を倍増させたとか、そういうのじゃないんですよ

例えば、
・窓口書類の書式変更で県民の記入時間を1分短縮
・100人/日だから100分×22日×12ヶ月=440時間の時短
考え方を改めるだけで、成果は見つかります


「窓口業務の改善」を想定した事例です。

どうでしょう、なんだかできる気がしてきませんか?
単なる窓口業務の改善を1つとっても、数字をうまく使うことでインパクトを残すことができます。

ちなみに、第6章にて、数字を使った事例を簡単に作るテクニックを掘り下げて紹介しています。

【②文章の型を使う】
いわゆるPREP法をベースに作成すればOKです。

PREP法とは、主張(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→再主張(Point)の流れで文章を作る手法です。

実はこのnoteでもPREP法は使っています。例えば、第4章の前半を見てみましょう。

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【①数字を使う】の構成
主 張:数字を使おう
理 由:読み手のイメージがしやすくなるから
具体例:「1分短縮の効果」を説明
再主張:だから数字を使うべき
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もちろん、型にこだわる必要はありません。
場合によっては再主張を抜いたり、理由を抜いた方が自然な場合もあります。


さて、第5章からはいよいよ実際の事例を見て学んでいきます。
・職務経歴書(解説入り)
・履歴書
上記2点を下からダウンロードしたのち、進んでください。
(※Web上での公開を固く禁じます)

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