見出し画像

二輪教習を受ける

坂の多い街に引っ越したため移動手段として原付を購入した。
電車では行きづらいような飲食店を訪れたり、海山の景色を見る為に早朝から家を出る等の趣味を持つようになった。
先日、西伊豆にツーリングに行った際に景色のいい有料道路等にも入ってみたくなった。
そんな色々が積み重なって二輪の免許を取ることにしました。

取るべき免許
最初は長距離を快適にという気持ちしかなかったが、上にも書いた通り有料道路には走っていて楽しい道がたくさんある。
有料道路に乗るなら普通二輪(400ccまで乗車可能)をターゲットとした。

【教習初日】
基本的なバイクの仕組みや動作等を習った後、まずは取り回し(エンジンオフの状態で動かす練習)から。
想像通りバイクって結構重い。
教習車は200キロほどあるようで結構全身を使って押したり引いたりする必要があります。
そして倒れたバイクを起こす練習。
こんな鉄の塊を起こせるわけないと思いつつも何とか起こすのは成功。
正直路上でこけたら気が動転して起こせるかは微妙な気がします。
次にいよいよバイクに跨ります。
年を取り若い時のように華麗に足が上がらないので跨げるか非常に不安だったけど「よっこらしょ」って感じでとりあえず教習車に跨ることには成功。足はしっかりつくのでロードバイクに初めて乗った時のような不安感は無い。
ギアなどのペダルやスタンドの位置も解りづらいけど、これはきっと慣れで解消できると思う。
最初の教習は無事終了で、いよいよ2時間目で初めてバイクを動かします。

ギアをローに入れエンジンをかけクラッチを徐々に緩める。
スルスルとバイクは前に進むのでアクセルオンでゆっくり加速するのは、そんなに難しくなかった。
難しいのはアクセルワーク。原付でガバっと開ける癖がついてるので一気にタコメーターの針が跳ね上がる。
狭い教習所、そんなに急いでどこに行く!
繊細なアクセル操作は最後までできず、これは課題として次回も意識していきたい。
あとは急ブレーキに備えて常にブレーキレバーに指をかけてる癖を治すように先生からは何度も注意された。
こういう無意識の動作は矯正する必要があるので原付での帰路も安全に十分配慮しながらブレーキや加速の癖を抜くよう地道に訓練しています。
肉体疲労ですが、クラッチレバーを握る左手がやたら疲れて翌日まで筋肉痛。
久しぶりにバンテリン使いました。

【教習2日め】
仕事終わりに1コマ。
まずバイクに跨るために足を上げてちゃんと跨れるかが不安だったけど、今日は上手く跨がれた。
っていうか跨るのに神経使う乗り物って面倒くさくない?
アクセルワークも初日と違って大分慣れてきたし、一緒に教習受けた若いお兄さんは発進でバンバンエンストしまくってたけど、発進でエンストすることはなかった。
課題はやはり減速動作。
今日は初めて4速まで入れたけどブレーキで必要速度まで落としてギアダウンの操作を滑らかに行う動作がどうもしっくりこない。
ブレーキ技術に課題があると感じた。
あっという間に1コマは終わるんだけど教習所の中の30キロと帰り道の原付の30キロの体感速度差っていったいなんやろな。
原付だと正直微速にしか感じない速度域で、何故こうも手間取るのか。

【教習3日目】
休日に2コマ。
最初の教官が兎に角合わない。
何十年も前に自動車運転免許を取った際には教習所なんて傲慢な教官しかいなくて如何に許容範囲の教官に担当してもらうかが鍵って時代でした。
親のツテで頼んで担当してもらった教官なので、それなりにあの時代にしては丁寧に教えてもらった記憶がある。
最近では自動車学校も客商売になってきたのか応対は随分ソフトで丁寧になったと聞いているし、実際初日や二日目の教官は、少なくともあの時代と比較すれば随分ソフトでした。
ただこの3日目の教官はホントにあかんかった。
おらついた口調は、あの時代に生きた私ならまだ許容できる。
車間距離について「普段路上でそんなに詰めてんの」って言われて、正直思ったのは「詰めてます」。
ただ正直に言い返す場面ではないので「いいえ」と返したが、20キロを下回るような低速での減速中に車2台分以上の車間開けてる連中なんて都内走ってて見たことありますか?
教習所の中の不出来を責めるのは100歩譲って許容できても、想像で教習所外の行いまで責められる筋合いはないし、責めるなら実際の公道に出てどうぞ気に入らない車間距離を撮影してyoutubeにでも上げて下さい。
あとはできてないのが自分でも解ってて、自分でも悔しい思いと戦ってるわけです。
こっちはガッツだして何とか課題クリアしようと心を奮い立たせてるのに、そのやる気に水を差すなよと強く思った。
正直、この教官とは再会したくないし、こんな教官だらけだったら免許取るの止めたくなってたと思う。
2コマ目の教官は丁寧に教えてくれて初めての一本橋の成功を一緒に喜んでくれたいい人だった。

【教習4日目】
仕事終わりに1コマ。
一本橋の復習をしたりスラロームやクランク等の新しい課題に取り組む。
曲がれないとかは無く普通にクリア。
多分スラロームの時間が遅すぎるので、もう少し大きく体重移動しないと時間制限に引っかかるかもしれない。
3日目のストレスが嘘のように上達を感じた。

【教習5日目】
オートマ体験。
愛車とは比べ物にならないデブ図体に挑戦。
とにかく曲がらない。
ATかMTか入校時には少し迷ったけどMT選んで正解でした。
あんなデカいバイクで教習とかだと楽しくなくて通うの止めてたかもしれません。

【教習6日目】
上達を感じる。検定コースを覚えるための学習開始。

【教習7日目】
1段階目最後の坂道発進の練習を少しやった後、検定コースを一周。
特にミスなく回れたので無事1段階目が終了、2段階目に進めることになりました。

こんな感じで自動車教習、50代でも頑張っています。

いいなと思ったら応援しよう!