日本国憲法Ⅲ
日本国憲法の究極形態、つまり、一人の天皇とそのほかの異民族の民草という形態。当然、この形態を異民族の一部は嬉々として待望する。彼らは天皇を批判するようなことはしない。それどころか天皇主義者の仮面をつけることさえ辞さない。なぜなら、日本国憲法下において天皇を賛美することは、日本国憲法を支持することを意味するからである。そして、日本国憲法の永生は、日本人の滅亡を齎すのである。天皇主義者に異民族の一部がまぎれこんでいるのは、このためである。
このような異民族の内的な侵略を排撃するためには、日本人はどのような行動をとればいいのか?もちろん、まぎれこんでいる異民族を発見し、除去していくことは必要である。しかし、其れと同時に日本国憲法の破壊という作業にも着手しなければならないだろう。だが、それは日本人だけの力だけで可能なのであろうか?なぜなら、日本国憲法は天皇を手中に収めており、我々が日本国憲法を倒そうとすれば、(個人としての)天皇を倒すということになってしまわないだろうか?それは新南北朝時代の到来を意味するだろう。だが、これを日本人は望まないであろう。
さらば、まず、必要なのは、(個人としての)天皇の意志ではなかろうか?すなわち、天皇が日本国憲法からの解放を希望する宸襟を日本人に開示することが必要なのではなかろうか?
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