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バイウィーク 動きがあるのはこのチームだ 上位編

このバイウィークで動きのあるチームを予想したい。
下位に沈むチームは勿論だが、プレイタイム、貢献度から選手入れ替えの可能性を探っていきたい。また、怪我した選手をILに入れたチームも多いが、その選手のことについても考察したい。

※千葉がオーストラリア代表のXavier Cooksを獲得するというニュースが入ってきた。やはり予算、怪我も含めて求めている成績との開きがあると今回のバイウィークはチームの修正をする良いタイミングとなる。

東地区
アルバルク東京 
現時点では優勝に最も近いチームと言って問題ない。変更はない。

宇都宮ブレックス 
アルバルク同様優勝に近いチーム。外国籍に大きな問題もなく変更は不要。

千葉ジェッツ
怪我に苦しんだが8-6の3位。Xavier Cooksの補強はこのままだとEASLを含めたタフスケジュールの影響もあり、ワイルドカード争いに追いやられてしまう可能性もあった。
そこを解決するための入れ替えとなるだろう。
対象はマッツと予想。現在はだいぶ良くなったが、序盤は千葉のバスケに全くフィットしていなかった。大学時代のハイライトを見るとビッグマン同士の合わせのパスが上手い選手のように見えたが、今の千葉はアウトサイドの日本人との合わせで、スクリナーになったり、ダイブ、オフェンスリバウンドを求められる選手であった。
プレータイムも23分、8.9点と7.2リバウンドと極めて普通。発表を待ちたい。

仙台89ers
怪我のラショントーマスに代えてワシントンを補強。その他の変更はなさそう。

中地区
川崎ブレイブサンダース
外国籍3人とも大活躍。変更不要。

三遠ネオフェニックス
コティクラークを軸にヤンテメイテン、ダジンスキーと隙なし。大野HC体制2年目はここからもっと良くなりそうだ。変更はない。

シーホース三河
ガードナー、ザックオーガスト、レイマンと非常に特徴のある外国籍だが、まだ本領発揮まで至っていない。鍵は日本人選手だと思うので、西田、久保田、角野といった得点力のある選手を軸にチーム力を高めていってほしい。外国籍変更の選択肢はない。

FE名古屋
ルークの離脱の影響が大きいと言わざるをえない。復帰してからチーム力向上を期待したい。評価できないので変更不要。

横浜ビーコルセアーズ
Twitterではスコットのイマイチ感が出されているが、変更はない。
本当にスコットだけの問題だろうか?大庭のシーズンアウトは痛かった。だが、私は河村の問題の方が大きいように見える。

紛れもなく河村は素晴らしいプレーヤーだが、チームのバランスがおかしくなっているように見える。ラストポゼッションに河村でくることはどのチームもわかっており、チームとしての総意で、納得のいく選択肢なのだろう。だが、他の選択肢を提示できないコーチ陣が非常に残念である。
河村という逸材がいてユトフ、オリバー、スコットといった能力の高い外国籍がいて6-8の成績。これは選手、外国籍の責任ではなく、コーチ陣の責任であるといって良いだろう。
選手入れ替えは無しと予想。
参考 
チームシュート数66.3APG  
河村シュート数 19.8APG→29.8%

西地区
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
エサトンのILからの復帰が予定されている。
全治4-8程度と考えると復帰も近いだろう。
だが、問題はそのままスミスをカットするので大丈夫かどうかだ。

プレイタイム ソアレス>スミス
得点     ソアレス<スミス
リバウンド ソアレス<スミス
EFFソアレス<スミス
+-ソアレス>スミス

このように非常に判断が難しいと思う。
順当に、考えるとスミスカットなのだが、勝っている時にチームを変えるならという点で非常に難しい判断がなされてそうだ。

琉球ゴールデンキングス
渡邊飛勇のILが終わり、ヴィックローも間も無くだと考えられる。となると開幕から奮闘したカークのカットが生じる。名古屋同様カークのカットは非常に難しい判断になると思う。だが12月からロー、カーク、ダーラムといった日本での実績があり、他チームにとって非常に恐ろしい外国籍のラインナップが始まる。

大阪エヴェッサ
奮闘しており、変更はないと考えられる。

長崎ヴェルカ
B1初年度ながら上々のスタート。変更はない。

広島ドラゴンフライズ
開幕負けが続いたが、河田選手の帰化によりインサイドに厚みを持たせた。外国籍も変更なしで昨シーズンから続いており変更はない。
一方で暫定的にIL登録となったカイソットの去就がどうなるか注目である。

島根スサノオマジック
ビュフォードも復帰しニックケイ、ニカウィリアムスと昨シーズンのラインナップがようやく揃った。残るハッサンマーティンだが、ここの去就は不明である。怪我が長引いている可能性もあるが、怪我前から十分に島根のシステムに順応しているようには見えなかった。安藤、ビュフォードが起点となりキックアウト、インサイドで点を取るチームであるのに、なかなか活かされない現状をポールヘナレHCがどう見るか。
能力的には間違いない選手であるが、チームに合うか、合わないか。ここから巻き返せるか?ということも重視される時期であることを考えるとそのまま行かない可能性も十分にあると考えられる。


以上

バイウィーク 動きがあるのはこのチームだ 上位編でした。
あくまで私見ですので気に入らない点もご容赦ください。

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