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水族館巡り:相模原ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら

はじめに

 今回は、相模川に生息する水性生物を主に展示している相模原ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら(以下アクアリウムさがみはら)に行った感想を写真を交えてまとめた記事である。
 アクアリウムさがみはらの所要時間は、大体1時間半から2時間程度なので、少し離れた所にある相模湖や津久井湖、宮ヶ瀬湖などのドライブやツーリングを満喫できるスポットやキャンプ場でキャンプを楽しんだ後にアクアリウムさがみはらをルートに組み込んでみても良し、アクアリウムさがみはらを主目的に行っても良しの魅力的な施設だ。

基本情報

  • 入園料
    ・大人(高校生以上):450円
    ・小人(小学生・中学生):150円
    ・65歳以上:220円
    ・幼児(小学校就学前):無料
    ・その他:年間パスポート、団体料金あり

  • 営業時間
    ・開館時間:9時30分〜16時30分
    ・駐車場:9時15分〜16時45分

  • 定休日
    ・月曜日(祝祭日は開館)
    ・長期休暇シーズンは毎日開館
    (長期休暇シーズン、日祝日は再入館不可)

  • アクセス
    ・電車:JR横浜線 相模原駅
    ・バス:神奈川中央交通バス ふれあい科学館前
    ・車:駐車場有
    ・バイク:二輪用駐輪場有

  • 公式ホームページ

展示構成

 館内の展示構成は以下の5つのエリアに分かれている。

  • エントランス・導入ゾーン

  • 生命ゾーン

  • 川ゾーン

  • 人ゾーン

  • 特別企画展

 展示以外にも、ものづくりワークショップでものづくりを楽しんだり、ミュージアムショップでお土産を買ったりと、大人から子供まで存分に楽しむことができる構成となっている。

感想写真

 アクアリウムさがみはらの感想を写真と一緒にエリアに分けて記載していく

①エントランス・導入ゾーン

 エントランス・導入ゾーンでは、相模川のシンボルフィッシュと言われる「鮎」が泳ぐ水槽が1番に出迎えてくれる。

鮎が目の前を通る瞬間を狙って一枚。水槽が円柱に作られていて、どの角度から見ても泳ぐ鮎を見ることができて面白い。
意外と動きの激しいドジョウが止まるタイミングを狙って一枚。鮎と同じ水槽にいる土壌は元気に底を泳ぐ姿は縁の下の力持ちという印象だ。
岩の間に顔を隠しているデンキウナギを一枚。この水槽では、展示されている生き物たちの生体や特徴を飼育スタッフが定期的にトークショーをしてくれる。

②生命ゾーン

 カヤネズミやアオダイショウ、ヒガシニホントカゲなど、魚以外の水辺にいる生き物たちも展示しているエリアになっていて、展示の仕方も魚道を再現した円状の水槽CGシアターなど特徴的で見ていて面白いエリアになっている。

紅葉をモチーフにした水槽を一枚。季節によってモチーフが変わるのだろうか。
水槽の中の灯籠を一枚。オレンジ色の魚が紅葉のような印象を与える
サクラマス(ヤマメ)がこっちに近づいてきたタイミングで一枚。思ったより大きく泳ぐ姿に迫力がある
稲科の草の隙間からカヤネズミを一枚。隣の暗いケースにいるカヤネズミは活発に動いていたが、夜行性なのか明るいケースにいるカヤネズミは隠れてじっとしていた
指を追いかけるニホンイシガメを一枚。左右に振ると指を追いかけて意外と俊敏に追いかけてくる。
鵜の模型を主役に一枚。館内の奥へと誘ってくれている印象を受ける。
円状の水槽の手前側の水槽から奥側に続く水槽を一枚。
実際の魚道を再現されていて、内側からも魚たちを観察することができる。
カニが川を登る為のカニロープを一枚。魚だけではなく、カニにとっても過ごしやすくなるような工夫がされていることがわかる。
カニロープの周辺に集まる鮎を一枚。カニの為にあるロープだが、鮎にとっても居心地がいいようだ。
木杭の水槽にいるカマツカとゴクラクハゼを一枚。円状で繋がっているのに場所によって生息している魚が違うのが面白い。
岩の隙間に隠れたヒガシヒダサンサンショウウオを一枚。こんな風に隠れられたら野生の個体に出会うのは難しそうだ。
植物と植物の間に隠れるようにしているトウキョウサンショウウオを一枚。岩も同系色ね、上手く擬態している。
オオサンショウウオを一枚。とにかくでかい。微動だにせず一点を見つめる姿に癒される。
生命ゾーンから川ゾーンに行くタイミングで一枚。魚道を再現した丸い水槽に目が惹かれる。

③川ゾーン

 相模川を再現した展示になっていて、相模川上流から相模湾までに生息している様々な生き物が展示されている。展示されている多種多様な生き物を見ていると、相模川と相模湾の豊かな生態系を肌で感じることができる。

立派なニッコウイワナを一枚。相模川の上流にはこんなに立派なニッコウイワナがいるかも知れないことに驚きだ。
何やら探し続けているギンブナを一枚。ご馳走の気配がするのだろうか。
じっと動かないウナギを一枚。ウナギの全身を見れるのは珍しい。
石の上に群がる鮎の1匹にフォーカスを当てた一枚。思い思いに動き回る鮎を撮るのは難しい。
岩の隙間に隠れていたスッポンが動き出したタイミングで一枚。
眠っているミシシッピアカミミガメを一枚。やはり岩の下は落ち着くのだろうか。
カワウの模型を一枚。流石に生きたカワウを展示するのは厳しのだろう。しかし、模型を展示する事で、この流域に生息する生き物を文字だけの展示より具体的にイメージができる。
大きい順に並んでいるソウギョを一枚。見た目の印象通り、ゆったりと泳いでいるため撮りやすい。中国原産の外来種で、侵略的外来種ワースト100にも選ばれているが、相模川では増えていないらしい。
岩にじっと見つめているように見えるスズキを一枚。ここからは相模川から相模湾に生息している魚類になる。
こちらをじっと見えている大きなウツボを一枚。人間に興味があるのだろうか。
何やら上が気になっているアイゴを一枚。釣りをやっているとたまに釣れるが、背鰭に毒があるので要注意。
歩いているイイダコを一枚。鏡に映る自分に威嚇しているようにも見える。

④人ゾーン

 鯉やウグイに餌をあげられたり、魚道のことについて知ることができたり、水上散歩ができたりと、様々な体験をすることができるエリアとなっている。

アクアリウムさがみはらでは、つぶタイプの餌とスティックタイプの餌の二種類から選ぶことができる。今回は、スティックタイプの餌を選んだ。
餌をあげるタイミングで一枚。大きな鯉が寄ってくると迫力満点だ。
ウグイが寄ってきたタイミングで一枚。三本まとめてあげてみるとものすごい数のウグイが寄ってきて鯉とは違った迫力があった。
上がって行くゲンゴロウを一枚。餌をあげ終え、室内に戻ると1番最初に目に入った。他にも様々な水生昆虫を見ることができる。
魚道の模型を一枚。魚の道には様々な工夫がされていることを知ることができて面白い。
水上散歩水槽を一枚。水槽の上を歩くことはなかなかないので、少しそわそわする。
水上散歩水槽にいる金魚を一枚。とにかくでかい。

⑤特別企画展

 特別企画展では、期間限定で普段展示していない様々な生き物を見ることができる。今回は相模湾に生息する生き物を中心に展示されていた。

石の上に乗っているセミエビを一枚。丸っこくてかわいい。
水槽の奥の方にいる伊勢エビを一枚。やはり狭いところが落ち着くのだろうか。
凄い勢いで威嚇してきたウミザリガニを一枚。カメラを向けた瞬間に奥にいたウミザリガニがこちらに向かって近づいてきた。
泳ぎ回るグソクムシを一枚。ここまで泳ぎまくっているのは初めて見たので驚いた。
ふわふわと泳ぐミズクラゲを一枚。アクアリウムさがみはらと新江ノ島水族館は繋がりがあるみたいなので、そこから来たのだろうか。


まとめ

 今回の記事では、相模原ふれあい科学館 アクアリウムさがみはらの魅力を忘れないように書いてみた。それほど大きくない館内だったが、ここでは書き切れないほどの魅力が詰まった水族館だった。所々に期間限定の展示スペースがあったので、季節が変わるたびに行きたくなる。

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