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たまたま行った千葉の小江戸「佐原の水郷」ぶらり旅

はじめに

 たまたまGoogleニュースで目に入り、たまたま直近で千葉に行くことになった。たまたまにたまたまが重なった偶然のぶらり旅。川沿いに建ち並ぶ侘び寂びな雰囲気を写真と一緒に紹介できたらと思い書いてみる。

今回は、車で来たため利用しなかったが、最寄駅は佐原駅のようだ。四輪用の駐車場は複数あり、二輪用も駐車できる駐車場もある模様。

ぶらり写真

 到着時刻は日暮れ近くの16時。少し外れたところにある駐車場に車を停めて、目的地に向かっているであろう道を歩いていくと、突然雰囲気が変わった。

気がつくと左右の建物が木造になっていた。突き当たりに出たので、半ば迷いながらも目的地に着いたようだ。
三つの風鈴が風に揺れる。11月になって風鈴に出会えると思わなかった。なんとなく嬉しくなりカメラを向けた一枚。
曲がった川の先にある建物を中心に捉えた一枚。江戸から大正時代を思わせる古風な建物にゴールデンアワーはよく似合う。
風化したカエルを一枚。川岸には何体も謎の置物が柱の上に鎮座している。

 川沿いの街並みを撮ったり、謎の置物を撮ったりしてぶらぶらお写歩をしていると、車とは違う独特なエンジン音が聞こえてくる。川の方から聞こえてくるその音を頼りに振り返ると、木造の小舟が通り過ぎるところだった。

船が橋の下を通るタイミングで一枚。多くの人が進行方向を見ている中、橋の下を見ている人や、あさっての方向を見ている人がいて面白い。
恵比寿様の後ろを船が通るタイミングで一枚。謎の置物は恵比寿様がモチーフの物が多い気がする。なぜだかはわからない。
流木アートを一枚。背の高い流木を支えるように色鮮やかな花が飾られている。
鴨を追いかける白鳥を一枚。川沿いを歩いているだけで、さまざまな発見があり面白い。

 謎の置物を眺めながら最寄りの佐原駅と反対側に歩くと、ジャージャー橋が見えてくる。その近くには伊能忠央の旧宅もあり、折角なので寄ってみることにした。

ジャージャー橋の水が流れ出したタイミングで一枚。小野の水を水田に渡すために作られたもので、人が渡るための橋ではなかったそう。時代によって求められる役割が変わるのは往々にしてあることなのだろうか。
ジャージャー橋の付け根に立つ灯篭風の時計を一枚。みる方向によって時計になったり、灯篭になったりして面白い。
ジャージャー橋の本名は、樋橋というらしい。水がジャージャーと流れ出ることからジャージャー橋と呼ばれるようになったとか。
伊能忠央の旧宅の室内を一枚。日本地図で有名な伊能忠央だが、ここで商人もしていたそうだ。
旧宅内に流れる小川と外観を一枚。広い敷地に大きな家だが、1番驚いたのは敷地内に小川が流れていたことだ。庭に池は見たことあるが、川が流れているのは初めて見た。伊能家と佐原という地の地域性を感じる


まとめ

 今回は、別件の用事ついでに「佐原の水郷」によったため、ぶらりというかふらりと小野川沿いを散歩しただけとなってしまった。そのため、手作りごま油を売っているお店やカフェ、お食事処、佐原の景観を楽しめる舟めぐりなどさまざまな体験ができなかった。次はとことん「佐原の水郷」を楽しみたい。

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