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#聴いてみた 第1974回N響定期公演その1

1月14日に放送されたNHKFM「第1974回N響定期公演」を聞き逃し配信で聴いてみた。

曲目

指揮:トゥガン・ソヒエフ 管弦楽:NHK交響楽団
「ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83」ブラームス作曲
   (ピアノ:ハオチェン・チャン)
アンコール:ブラームス:間奏曲 変ホ長調 Op.117-1
(CD)「ピアノ・ソナタ 第1番 作品22 第3楽章、第4楽章」ヒナステラ作曲
   (ピアノ:ハオチェン・チャン)
「交響曲 第4番 変ロ長調 作品60」ベートーベン作曲

ピアニスト ハオチェン・チャン

今回、久々にブラームスのピアノ協奏曲を聴いた。まるで大規模な交響曲を聴くようなスケールの大きなピアノ協奏曲、この大曲をハオチェン・チャンはどのように挑んでくるのかと楽しみにしていたが、想像以上の素晴らしさだった。テクニックは勿論のこと、大曲に負けない重厚感、構想力に加え繊細で且つ軽やかな表現も併せ持つ演奏であった。
アンコールのブラームス:間奏曲 変ホ長調 Op.117-1、休憩中のCD録音ヒナステラ:ピアノ・ソナタ 第1番 作品22 第3楽章、第4楽章も沁みいる曲から深遠な世界観、荒々しいリズムの応酬等、表現の幅の広さが伺えた。
N響定期公演に久しく行っていないが、この公演は是非行きたかった。
(続く)

 

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