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#聴いてみた マーラーのピアノ四重奏曲 断章 イ短調 🎻

4月5日に放送されたNHKFM ベストオブクラシックを聴いてみた。

曲目

ピアノ四重奏曲 断章 イ短調
フォーレ四重奏団(演奏)
作曲: マーラー(12分12秒)
〜所沢市民文化センターミューズ、マーキーホール〜

組曲「展覧会の絵」
フォーレ四重奏団(演奏)
作曲: ムソルグスキー
編曲: ディルク・モメルツ、グリゴリー・グルズマン
(33分17秒)
〜所沢市民文化センター ミューズ、マーキーホール〜

夢のあとに
フォーレ四重奏団(演奏)
作曲: フォーレ 編曲: ツェルナー
(2分54秒)
〜所沢市民文化センター ミューズ、マーキーホール〜

ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 作品15
フォーレ四重奏団(演奏)
作曲: フォーレ
(29分25秒)
<BERLIN CLASSICS 0301422BC>

ピアノ四重奏曲 ト短調 K.478 から 第3楽章 ロンド
フォーレ四重奏団(演奏)
作曲: モーツァルト
(7分41秒)
<GRAMMOPHON UCCG-1282>

マーラー『ピアノ四重奏曲 断章 イ短調』を聴いて

マーラー初期の唯一のピアノ四重奏曲である。1楽章しか存在せず「断章」と呼ばれている。
それだけにもしこれが多額章からなる完成をみた作品であれば、と惜しまれるが、(結果的に〝未完成〟となっている分、)それが逆に非常にインパクトの強い作品になっているように感じる。
マーラーの初期作品ではあるが、若さ溢れるはつらつさと言うより、自分と真摯に向き合う非常に内省的な曲のように思う。
又、人の声に近いと言われている弦楽器がピアノの伴奏に乗って心の中で自問自答しているかのようだった。👏👏👏👏👏👏👏👏



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