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#聴いてみた N響 第1982回定期公演 その2

5月 6日に放送されたNHKFM  N響第1982回定期演奏会を聞き逃し配信で聴いてみた。

曲目

交響曲 第4番 イ短調 作品63
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲: シベリウス
(36分5秒)
〜2023年4月26日 サントリーホールで収録〜
パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
マリー・アンジュ・グッチ(ピアノ) 、 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲: ラフマニノフ
(24分28秒)
〜2023年4月26日 サントリーホールで収録〜
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」作品32
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲: チャイコフスキー
(24分12秒)
〜2023年4月26日 サントリーホールで収録〜

歌劇「ホヴァンシチナ」から第4幕 2場への間奏曲「ゴリツィン公の流刑」
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲: ムソルグスキー
編曲: リムスキー・コルサコフ
(4分41秒)
<ソニー SICC19026>
幻想曲 「花火」作品4
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲: ストラヴィンスキー
(3分59秒)
<ソニー SICC19055>


パガニーニの主題による狂詩曲 作品43を聴いて

大変小気味よい演奏。
実にクールでシャープなラフマニノフと言ったところか。
パガニーニのヴァイオリン曲『24のカプリース』の第24番の主題が24変奏されていること自体脅威なのであるが、さて、この楽曲の中でも有名な第18変奏はどうであろうかと今か今かと待っていたら、これが端正な面持ちでいて尚且つ美しく可憐な演奏であった。
一言で言えば『丁寧』な演奏なのである。
これは全体を通しても言えることで、細部にわたって緻密な演奏であったと思う。
実に魅力的なパガニーニの主題による狂詩曲であった。

(続く)




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