【61】カバ様と私。それで大丈夫

家に帰ると、夫が晩御飯の準備を始めてくれる。
私は料理が嫌いなので、休日の晩御飯はいつも夫が作ってくれている。夫は料理が好きなんだそうだ。

私は洗濯物を畳みながら、リーディングを聞くことにした。
脳内に“リーディングを聞いて”とメッセージが来たからだ。
正直、今の自分に不安しか無い…。

youtubeのおすすめに“今心が疲れているあなたへ”というリタさんのリーディングが表示された。
『ほんまそれよ。私、お疲れだよ、まじで。』動画を再生する。

「変化をしたいけどモヤモヤしている、迷っている。気持ちや心が疲れてしまっている。それはそれで大丈夫なんだよ。」

「あなたは“私はこうありたい” “こうしたい”そういう自分になることを決めました。ただ、地球にはタイムラグがあったり、自分には恒常性や前に戻ろうとする習性が当たり前にあって、今はまだ過程の途中なのであって、それはそれで良い。」

「怖れなくて大丈夫だよ。だって、私たちがついているじゃないか。もしかしたら、あなたは今、不安かもしれない。怖いかもしれない。でも、あなた一人で進んで行くんではなく、私たちも一緒に居るんだから大丈夫なんだよ。」

「私たちはあなたを守るために一緒にいるのだから、しっかりと“力を貸して”と言って欲しいし、孤独を感じないで欲しい。もっと協力させてよ、一緒に楽しみながら進んでいこうよ。」

「今はゆっくり休んでね。モヤモヤしたりザワザワしたりすることをいけない事と思わずに“ちょっと疲れてたんだな”と自分を休ませてあげる時間をとって上げて下さい。」

みんなは変わらず優しいなー…。
でも、ごめんね。私やっぱりちょっとまだ怖いかも…。
みんなのこと信じたい自分もいるけど、全部私の“妄想”とか“勘違い”とか“思い込み”なんじゃないのか?という気持ちが、その“信じてる自分”を消そうとしてくるんだよ。

『私…このまま進んで本当に大丈夫なのかな?』


夫が「ご飯出来たよー」と部屋に呼びに来てくれた。
私は夫に「今日、ごめんね。私、変じゃなかった?」と聞いた。
夫は「んー…。コノミは出会った頃からずっと変な奴だったよ。」と返してきた。えぇ…、まじかよ…。
「変だと思う人はいると思うけど、僕はそういうのは全く信じてないし、でも別にコノミを否定してるとかじゃないよ。悪い意味じゃなくて、僕は何も気にならないし、それで変だとか思ったりしないよ。どうなるかなんて分からないんだし、楽しんだらいいんちゃう?」
と言ってくれた。

夫が、私を“変だ”と思わないなら、私はそれでいいか…。
夫の言葉で私は少し安心した。


夜、湯船に浸かりながら空想世界へ行ってみることにした。
すると、そこは何もない真暗の空間だった。
「え…?」
一瞬不安になったが、すぐに『そっか、ココロちゃんと話すのか』と気が付いた。
私はココロちゃんを呼び出して、質問した。
「ココロちゃんは今何したい?」
色々聞いてみるが体をフルフルっと横に振る。そして、ココロちゃんの気持ちが何となく私に伝わった。
「…ユウキといたい?」そう聞くと、ココロちゃんは赤色に変わって嬉しそうに揺れた。
そっか、夫と一緒にいたいんだな。私の心は。
それだけで良いんだな。
それに気づくと、暗闇が晴れて、またみんなのいる空想世界へ戻った。みんなは今日も楽しそうにしている。
良かった、みんなはまだ私の側にいてくれている。

まだ“怖れ”は残ってるけど、それでも良い。
ゆっくりでいいし、休んでもいいし、やめたっていい。

先の心配はしなくてもいい、今やりたいことだけ考えよう。
私はとにかくこの話を残しておきたい。

私は今朝、リーダーさん達にDMを送っていた。
リーディングの内容をブログへ載せても良いか聞くためだ。
皆さん快く承諾を下さった。

やろう、とりあえずこのブログを最後まで。誰かのためとかそんな大きなことの為じゃない。私の為に、この記憶を残しておきたいから。


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