どっちが先生？

[週末里親とは？]

児童養護施設の子どもに月1〜2回お泊まりに来てもらい一緒に遊ぶ里親さんを週末里親といいます
毎回同じ子が来てくれるので　親戚のおばちゃんの様な立場で子どもの成長を見守ります

週末母ちゃん
第30話/全40話　「どっちが先生？」

こんにちは！
大阪で週末里親をしているみよです
この漫画は私と里子のBOWがただただ遊んでるだけの育児漫画です
小4でウチの里子になったBOWも今は高1になりました

３０話は初めての○○シリーズ
今回は「初めての　1人でお料理」です

私はお料理が苦手です(￣ー￣)
っていうか大嫌い
息子と一緒に住んでいた時は　嫌々でもやらないといけなかったので
料理が出来ない訳では無いのですが　
極力やりたくない
息子が自立し　私1人で暮してからというもの　堕落の一途を辿っております
お料理の何が嫌って【スーパーでのお買い物】が超面倒くさい(一一")
仕事が終われば一秒でも早く家路に着きたいのです

週末里親はお泊りに来てくれる子どもに　家庭体験をさせてあげるのが役割です
美味しいお料理で胃袋を掴みたい所ですが　無理はしないことにしました(笑)
美味しいお料理は施設で食べているので　もういいやん♪
施設に住んでいると『外食の機会』が多くはないので　外食も家庭体験や～んという勝手な解釈でｗ外食多めです
施設でも外食はします　でも子ども全員の意見があるので「自分の意見」を通すのは難しい
男の子チームなら　どうしても焼肉か回転寿司になりがちです
でも私となら「自分の意見」がすんなり通っちゃう

どうしたい？と聞かれ　意見が言えて　願いが叶う

私とならイタリアンやお好み焼きにも行ける
施設では絶対に行かないであろう【純喫茶】に行った事もあります(笑)
渋すぎ(。-∀-)

でも毎回外食というのも何だか申し訳ない…
でもお料理はしたくない…
じゃあ　ＢＯＷちゃんに作ってもらおう！
献立も買い物もお料理も　ぜ～んぶ１人でやってもらおう
施設では献立が決まっているので「何が食べたい？」と聞かれる事は余りありません
献立を自分が決めれたら　食べたい物が食べれるし　なにより『献立を決める大変さ』も実感出来ます
『お買い物の面倒くささ』『料理の手間』
ご飯の用意はなんせ面倒くさい(。-`ω-)

施設の子はＢＯＷも含め　職員さんを【お手伝いさん】扱いしている様に見える（怒）
やってもらって【当たり前】
ご飯が出来ていて【当たり前】
家が綺麗で【当たり前】
職員さんも働きに来ているので【当たり前】にテキパキ文句も言わず仕事をこなす

ご飯が出来てて当たり前ちゃうぞーーーーー！！！

料理嫌いな私からの心からの叫び
流石に全部やらせるのはな～と思い　洗い物は私が担当することに
ＢＯＷも最初は「できるかなあ？献立ってどうやって決めるの？」「買い物の分量わからんねんけど　どうしよう？」と質問しまくりで緊張気味でしたが
結構テキパキとこなしています
へ～すごいや～ん！普段お手伝いしてるんやな～　偉いな～
料理男子かっこいいぞ♡
なるべく口出しはしないでおこうと思っていたけれど　ポテトサラダを作る時に　生のジャガイモを潰そうとしていて流石に止めたｗ
ポテトサラダ・ハンバーグ・コーンスープ　全部ＢＯＷの大好物ヾ(≧▽≦)ﾉ
私は座って喋っているだけでご飯が出来て　しかもＢＯＷが一生懸命作ってくれた最高の晩ごはん♪
2人で「美味しいなあ　美味しいなあ」と何度も言って『ごちそうさま』しました

この日に学んだ事は【料理苦手な人は　たまに誰かの料理を見た方が良い】ってことです
料理に興味がないので料理系のYouTubeは見ないし「もっと美味しく作りたい欲」がないので勉強もしない
他の人のやり方を学んで来なかったので　ＢＯＷのお料理はとっても勉強になりました
職員さんのやっていることをちゃんと覚えていて偉いね～

運動もお勉強も苦手だけど　お料理は得意なＢＯＷちゃん
自分の得意なことを探すって大事ですよね
得意なことや好きなことを見つける為には　色々経験するしかない
私もまだまだ経験不足で知らない世界だらけ
これからもＢＯＷと一緒に　色んな経験しまくるぞー！
(^o^)丿