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前世紀の洋楽鑑賞 その1

原題:...And Then There Were Three...
邦題:そして3人が残った。

GENESISの作品の中では、いわゆるプログレッシブロックからポップ化する過渡期の作品であり、微妙な評価を受けていた。
最近聞き直して、結構悪くないと思い、noteデビュー記事として選択しました。

感想
1曲目のDown and Out (Banks/Rutherford/Collins)
30年以上前に初めて聴いたときは、不穏なリズムに落ち着かない印象を受けた。
最近、改めてリマスターされた音をイヤホンで音量高めで聴いたところ、冒頭、バンクスの静かなキーボードに、ラザフォードのギターと、コリンズの変拍子のドラムが乗り、さらにキーボードが被さり、ベースペダルの重低音も響く。何とも心地良い。

5曲目のBurning Rope(Banks)
アルバム収録の他の曲に比べ、リズム隊が安定して聴きやすい。
プロデューサーのデビッド・ヘンチェルの、当時の評論家の悪口で言うところの「垂れ流しサウンド」の典型だが、自分はこの音がかなり好き。
あと、地味にかなり動いている、ラザフォードのベースも良き。

7曲目のMany Too Many (Banks)
淋しそうな表情でコリンズが歌うPV、昔、ビデオ買って見てました。
この頃の彼の歌唱、ドラムの叩き方、どちらもお気に入り。
ラザフォードのギター、ハケットを一生懸命コピーしようと頑張った的な感じで(失礼)微笑ましい。
ちなみに、この曲のPV、今では普通にYouTubeで見れます。

11曲目、Follow You Follow Me(Rutherford/Collins/Banks)
今更この曲にコメント要らないでしょう。
発表当時は、ポップ路線を決定づけたとか、従来のファンから裏切者扱いされたらしい。
フランジャー(イフェクター)をかけたラザフォードのギターが印象的。
素直にいいメロディだと思うんだよね。
実は、家族がいない時、口ずさんでました。

今回は4曲のみコメントを作成。
全体を通して、バンクスのキーボードの音がアルバムの印象を決定づけている。
今後、他の曲や、歌詞も含めてコメントを作成したい野望ありますが、いつの日になるか未定。

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