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ひとりっこでも大丈夫

「ひとりっこ」を後ろめたく思わなくていいんだ。

幼稚園のママさんと話しているうちに、そう思うようになってきました。

私は、自分の解釈ではありますが、ストレスをため込みやすく、それが不妊の原因で、
仕事を手放してすぐにようやく息子を授かりました。
その後、流産を繰り返し。
40代に入り、もう兄弟は難しいなと思ってます。

でも、私の身近なところでは、子供2人、3人が当たり前…みたいな環境下。
時々、「ひとりっこは可哀想だね」と言われることもありました
子供も成長につれて、公園で自分より小さい子のお世話をしたがってるのを見かけて、
私は、「やっぱ兄弟は必要だったのかなぁ。」と、罪悪感を感じました。

でも、仕方ない
息子は兄弟ほしいに決まってるだろう。
兄弟ほしいとは言わないけど、息子に弟のいる設定でごっこ遊びをしたがる。
でも、仕方ない

そんな自分を救ってくれたのは、幼稚園のママさんでした。
たまたま、ある行事で話しかけた、ある子のお母さん
「うちの子、ひとりっこですよ。私は育児とっても楽しいですよ。育児は楽しまなきゃ。」
また、別の子のお母さん
「うちの子、ひとりっこですよ。同じクラス、ひとりっこの男の子、実は多いですよ。だから、みんな気が合うのかな、分からないけど、うちの子、園生活が楽しいみたい」
ひとりっこママと話し、だんだんママさん同士が繋がり、ひとりっこについて、ざっくばらんに話す機会が増えていきました。
そんな場が続くうち、自分の思うことは自然であり、共感してもらえることがある。それが自信につながって、私を安心させてくれました。
そう、当事者同士で繋がることほど、安心感が増すことはありません。
私もだんだん自分自身の悩みを話してみると、あるお母さんから
「息子さんはお母さんがいれば大丈夫ですよ。」
と励まされ、ごっこ遊びも、とことん前向きに付き合ってみようと思いました。

そうそう、そんなひとりっこの悩みも、口に出せば大丈夫って言ってくれる人がいる。
だんだん、ひとりっこを後ろめたく思わなくなりました。
いいよね?息子。

こどもの日
息子は、元気いっぱいお友達と公園で遊びました。

目の前の息子、兄弟いてもいなくても、楽しく過ごしてくれるよう、見守りたいと思います

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